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貴「…姉上、傷出してくれる？」
ヨ「え？」
ジェ「Aちゃん？何を…」
貴「いいから…」
ヨナは訳が分からないまま渋々と傷を見せる
貴「………」(痛そう…さっきみたいに…治せたら…)
そう思いながら、ヨナの傷に手を近づける。
すると先程のべルキアの傷の時みたいに、傷の周りが光り始めた。
ジェ・ヨ「！？」
そして何秒かその状態が続き、傷が綺麗さっぱり無くなった。
ジェ「……」
ヨ「…ジェハ…傷…消えてる…？」
ジェ「…うん……」
ヨ「そうよね…痛みが無くなったもの…。」
貴「…」
ヨ「…A…これは…」
貴「…わからない…わからないの…。なに、これ、自分が…自分でないみたいな…。………怖い…。」
ヨ「…A、腕の傷も、治せるんじゃないのかしら」
貴「……………ダメ…自分には出来ないみたい…。」
ヨ「そう…なの…」
ジェ「！、遅かったじゃないか」
ハ「…こんな所に隠れてると思わねーよ」
するとそこでハクたちが辿り着く。
ジェ「ヒョウの刺客らしき奴が襲ってきてね。この状態で宿を探すのは危険だからここで君達を待っていようとしたらAちゃんたちがここにいて合流したんだよ。」
ユ「宿を探しにくいとなると野宿だけど困ったな。」
ヨ「どうしたの？」
ユ「仙水に入った時ざっと町の様子を見てみたんだけど…「きゃーっ！！」
貴「何！？」
ユ「女の子の声だ」
突然叫び声が聞こえ、急いで外へ出ると、二人の男が1人の女性を捕まえようとしていた。
ジェハがその男二人を蹴り、女性を助ける。
ジェ「怪我はないかい、お嬢さん。」
「は、はい…」
ジェ「一体何があったんだい？」
「わかりません…強い力で…突然私を捕まえようとして…。"黄色い髪だ"、"連れていけ"って…」
ジェ「！！」
ユ「黄色い髪の長い女を探してる？それって……A…？」
キ「ヒョウの刺客というのも本当はA様を狙って…」
ジェ「恐らくね、仙水は四泉以上にヒョウの息がかかった人間が多いかもしれないね」
貴「……私とは無関係の子が襲われてる…。……ねぇ、真昼たち。」
真「お？なんだ？」
貴「力を、貸してもらってもいいかしら？」
真「！、あぁ！」
貴「キジャたちも…」
キ「はい！」
貴「どうせなら、暴れてあげましょう。私はここにいるって」
ヨ「！、そうね」
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魅希(プロフ) - 面白いと言って下さりありがとうございます！更新再開しました！これからはなるべく更新を早めにして、多めに出していくので、見てくださると嬉しいです！ (2017年12月29日 20時) (
レス) id: a21a3e3554 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月4日 0時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
オトギリ様信者 - 書くのが遅くなってすみません！。この作品、とっても面白いです！！！。更新頑張ってください！！。応援してます！。 (2017年5月30日 22時) (レス) id: 5f9413238d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魅希 | 作成日時：2017年5月4日 12時
