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Aがクロたちに支えられ、ヨナの部屋に行くと、部屋から悲しそうな顔で出ていくリリがいた。
リリはすぐ部屋へ戻っていったため、話しかけずにそのままヨナの部屋へ行く。
貴「姉上…」
ヨ「！、A！、怪我は！？大丈夫なの！？」
貴「うん…。姉上…ごめんなさい…」
ヨ「…え？」
Aが座り込み、深々とヨナに頭を下げる。
貴「姉上を守ると約束したにも関わらず、傷を負わせたことを、深くお詫び申し上げます…。」
ヨ「え？ちょ…」
貴「姉上がリリお姉ちゃんと仲良くなり、出来るだけ二人で楽しんでもらいたいと言う私の余計な行動が、姉上を危険に晒しました。そんな私が軽々と姉上の前に姿を現し、厚かましいと思いますが、どうか私に罰を…」
真「A…」
ヨ「……顔を上げて…A…」
ヨナがAに顔を挙げさせる。
ヨ「今回のことは、誰も悪くないわ。私の不注意。それと、もう私のことを命をかけて守ろうとしないで、あなたは私の妹。なら、私には妹を守る使命があるわ。だから、涙を流さないで」
貴「っ……はい…」
ヨ「よし！私も傷の具合良くなってきたし、出発しましょう！」
貴「あっ、ま、待って！」
ヨ「どうしたの？」
貴「じ、実は…また人が増えて…」
ヨ「え？」
椿「いやぁこの世界は物騒だねぇ。てかA礼儀良すぎじゃない？」
べ「物騒なんてつばきゅんが言えることじゃないんじゃないィ？」
シャ「べルキア！言葉を慎め！！」
真「え………」
御「つ…」
真・御「椿！？？」
椿「やぁ、城田真昼と色欲の兄さんの主人」
リヒ「あ？着物の悪魔か」
鉄「なんだ？また増えたのか？」
ヨ「真昼たちの知り合いってことは…他の世界の人？」
ク「そういうことになるな」
真「な、なんでお前らまで」
椿「それがかくかくしかじかでさぁ」
真「お前もドクトルに…」
貴「右から椿、べルキア、シャム。椿たちも一緒に旅していいよね？」
ヨ「えぇ、いいわよ」
真「で、でも椿はっ…」
椿「やだなぁ城田真昼。こんな状況で兄さんたちと戦争なんかしないよ。ほら、よくある無礼講だよ。」
真「またかよ！？」
ヨ「じゃあ準備ができたら出発しましょうか」
ユ「また色物になっていくよ…」
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魅希(プロフ) - 面白いと言って下さりありがとうございます！更新再開しました！これからはなるべく更新を早めにして、多めに出していくので、見てくださると嬉しいです！ (2017年12月29日 20時) (
レス) id: a21a3e3554 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月4日 0時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
オトギリ様信者 - 書くのが遅くなってすみません！。この作品、とっても面白いです！！！。更新頑張ってください！！。応援してます！。 (2017年5月30日 22時) (レス) id: 5f9413238d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魅希 | 作成日時：2017年5月4日 12時
