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数時間後、作戦を終えたハクたちが宿へ戻ってくると、傷を負い横になっているヨナとAを見て絶句した。
キ「姫様…っA様っ…なんて事だ…お怪我を…。」
ユ「切られたんだ…。幸いヨナは傷が浅かったけど…Aは腕を深く切られたみたい…」
キ「何があった？」
ユ「ヒョウっていうナダイの密売人がこの宿で密談してて、ヨナはそこに居合わせたらしいんだ。Aが戦ってヨナを助けたみたいだけど、気を抜いた瞬間に切られたみたい。クロとロウレスがあとは助けてくれた。」
ジェ「ヒョウ…！？」
ユ「水麗の主だ」
キ「この宿にもそいつの息がかかっていたとは…」
ジェ「そいつはどうしたんだい？」
ユ「逃げた、多分もうこの周辺にはいない。…ごめん…っ、俺らがついていながら…っ」
ユンは拳を握り、下を向いて悔やんだ顔をした。
ゼ「ぼうず！こっちの娘さんを手伝ってくれって」
キ「まだ怪我人がいるのか？」
ユ「テトラさんが刺されたんだ」
ジェ「なんだって！？」
ユ「あっちはちゃんとした医師が診てくれてるけど重症なんだ。手伝ってくる。」
ク・ロ「……」
ー数分後ー
「…！…〜…」
貴「…」(誰かの声がする…)
Aはうっすらと目を開ける。するとそこにはAを心配した目で見ているクロ、ロウレス、リリィ、ヒューがいた。
貴「…わっ…！？サーヴァンプがいっぱい…」
その状況に驚いたのか、Aはぱっちりと目を開ける。
ク「！！」
ロ「A！」
リリイ「大丈夫ですか！？」
ヒュ「怪我の調子はどうじゃ！？」
貴「だ、大丈夫…。もしかして、ずっとここにいたの…？」
リリイ「ええ…」
ロ「心配してたんすよ」
ヒュ「体はともかく、元気そうじゃな！」
ク「…」
貴「そっか…ありがとう」微笑み
ク「…悪かった…」
貴「え…？」
ロ「…守るって言ってたのに…結局は…」
リリイ「怪我を…負わせてしまって…」
ヒュ「いくら剣を習っとると言っても…まだおぬしは13じゃ…」
貴「…」
パンっ
4人【！？】
するとAが怪我をしてない手で4人に平手打ちをする。
貴「あのね…これは…私が油断をしたから負った傷なの。貴方たちが気を悪くすることじゃないの…、だから…だからね…お願いだから…そんな悲しそうな顔をしないで…」ポロッ
4人【！】
Aは涙を1粒流し、眠りについた。
ク「…ほんと…」
ロ「Aといると」
リリイ「調子が狂いますね」
ヒュ「うむ…」
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魅希(プロフ) - 面白いと言って下さりありがとうございます！更新再開しました！これからはなるべく更新を早めにして、多めに出していくので、見てくださると嬉しいです！ (2017年12月29日 20時) (
レス) id: a21a3e3554 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - すごく面白いです！気に入りました！更新待ってます！ (2017年7月4日 0時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
オトギリ様信者 - 書くのが遅くなってすみません！。この作品、とっても面白いです！！！。更新頑張ってください！！。応援してます！。 (2017年5月30日 22時) (レス) id: 5f9413238d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魅希 | 作成日時：2017年5月4日 12時
