ぶりっ子じゃねぇ！！！！！【青葉城西】

26話 ページ28

『ふー、気持ちよかったぁ…』

潔「だね」

その日の夜、待っていてくれた潔子さんとお風呂に入った。

ほんと、女神だよね

桃「ねぇ」

『！、桃園せんぱぁい、どうしたんですかぁ？ ﾁﾗｯ』

私は視線を送って、潔子さんに先に部屋へ戻ってるように伝える

桃「……なんで？」

『…はい？』

桃「なんであんたなの？なんであんたが愛されるの？私が愛されるはずよね？？」

うっっっっわ、愛されたい症候群かよ←

桃「っ…」

『あれぇ？カッターキャーですかぁ？』

桃「違うわよ！」

グサッ

あ、れ…、やば…

手の甲に…カッターが…

桃「ふん、それでマネージャーの仕事も疎かになるでしょ、私を怒らせたこと、後悔しなさい」

血がどくどくと溢れてくる

やばいやばい、止めなきゃ。

ふらふらしてくる

『えーっと…保健室は…』

兎「A！」

赤「あれ、何してるの？こんなとこ、ろ、で…」

木「は！？お前その手！！」

わぁ、梟谷の皆さん、勢揃いで☆

『っあー…ごめん…手当、してくれる？そろそろ、出血多量で…ふらふらしてきた…』

ぐさり、だからね、血が溢れて溢れて

赤「わかったから早く！」

木「おい！青城の主将呼んでこい！！」

…わぉ、京治くんイケメンですねー、お姫様抱っこだって、やっくんがいつぞやか男にされたお姫様抱っこ←

赤「こっちの方が早いから、我慢して」

『うぃっす』









桃「…………アイツらも、私の味方につけなきゃ…」

まさか、桃園がこの場面を見てるなんてね









及「Aちゃん！！！」

瑠「A！！！！！！！！」

及「ぶっ！？」

あ、瑠美…と、瑠美に押されて扉とキスしてる及川さん

瑠「誰にやられたの！？いやわかってる！！桃園でしょ！？？ごめん守れなくて！！！死んで詫びる！！！！！！」

『だ、大丈夫だから落ち着いてぇ…』

及「…え…？優奈がやったの…？」

『え？あ、はい』

わぁ、私素直←←

及「どういう…「おいクソ川」！、岩ちゃん」

岩「桃園が、怪我した」

…は？

京治に手当してもらった私は、また京治に姫抱きじゃないけど、おぶられて、桃園の元へ向かった

桃「っ…う、ヒック…」

うわぁ、嘘泣き上手ですね

桃「A…ちゃんがっ、徹と私が付き合ってたから、って、妬んでっ…、カッターで…腕を…」

そりゃこっちのセリフやボゲェ←

及「え…？え…？」

『桃園せんぱぁい、残念ながらぁ、それはないですよぉ？』

桃「え…？」

『私ぃ、京治と付き合ってるもん♪』

…いやすまん京治←

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