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救って 3 ページ4

?「ねぇ、ちょっといい?」

『…はい?』

やっべ聞かれてた!??

?「うん、聞いてた」

『!?、口に出てた!?』

?「出てる」

『あ、…あー…何かな?国見くん…』

国「……昨日のことなんだけど」

ハイ きましたー 私乙ー

国「彼女、あの頬自分で叩いたでしょ?」

『……………………………………へ?』

え?うん?たしかにそうだけど、え?

『ど、どうしてそう思うの?』

国「頬、腫れてたけど、彼女の手のひらも腫れてたんだ。ポケットの中に目薬あったのも見えたし。それに、頬を叩かれただけであんな叫び声出す?」

『そ、れは…』

国「おかしいと思ったんだ。普通に俺らと接していたAさんが部員にちやほやされてるって思ってる?って」

『………』

国「…あ、すみません、仮にも先輩でしたね」

『仮にもは余計かなっ!?』

国「っていうか先輩、貴方、ゲーム実況者の紅(くれない)さんでしょ?」

『あっ、な、なんのこと?』

国「今更隠しても無駄ですよ、その声、口調、紅さんです」

『ば、バレたか…!!』

国「まあそれはいいとして、話してくれませんか?」

『……うん_』

私は国見くんに昨日のことを全部話した

国「やっぱり…恐らく彼女、クズ川先輩のファンでしょうね」

『やっぱそうだよね〜〜〜、なんでこんな目に会わなきゃいけないんだか…。私はただ、彼を探しにバレー部に入ったのに…』

国「彼?」

『あ、ううん。なんでもないよ。さ、部活いこう?国見くん怒られちゃうよ』

国「はい」

私たちは荷物を持って、体育館へ急いだ

『遅くなりました!』

及「ちょっとAちゃん!あれ何!?」

『あれ?とは…』

及「倉庫の中!」

『倉庫?』

国「…?」

『なっ、なんですか、これ…!?』

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作者名:魅希 | 作成日時:2018年7月10日 9時

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