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救って 23 ページ25

『ふぅ…じゃあ潔子さん、仁花ちゃん、先に外出とくね』

潔「うん!」

谷「はい!」

風呂あがり、2人よりも早く上がった私は、扉の外へ出た

及「……あ」

『!、お、いかわ、さ…』

横を見ると、及川さんがいた

あれ、なんで、だろう…なんか、怖い…

"この部活から、バレー部から、出ていって"

あの言葉が、頭に、過ぎる…

及「Aちゃ…『いやっ!』っ!」

『こな、いで…』

潔「Aちゃん!?いったい何が…っ、及川、さん…」

『潔子さ…仁花ちゃ…』

及「…ごめん」

潔「…それは、何に対しての謝りですか?昨日のこと?それとももっと前?とにかく、今Aちゃんにとって、国見くん以外の青城の人は、トラウマに等しい。Aちゃんには近付かないよう、知らせてください。失礼します」

及「っ…」









『ごめんなさ、ごめんなさい…!』

潔「大丈夫だよ、落ち着いて」

『やだ…捨てないで…!もう嫌だ…!』

日「!、A先輩?」

谷「!、日向…」

『ひなた、くん…?』

日「えっ、な、泣いて!?え、えっと、大丈夫ですか!?こ、こーら飲みます!?ぶふっ!」

『!、…ふ、ふふっ、あははっ!』

日向くんは私を見て慌てて、コーラを開けたらコーラをふっていたのか中身が飛び出て顔面にかかってしまった

私はつい、笑みがこぼれる

潔「!」

谷「(日向…ナイス!)」

日「あばばば!!!!タオル!タオル!!取ってきます!!」

『ふふ、す、べるよ、気をつけ 日「うわぁっ!?」ぶふっ』

今度はコーラに滑って転んでしまった

『お、なか、いたwww』

日「うぅ…」

潔「日向、ここはやっておくから、お風呂行きなさい」

日「う、うーす…」

『お、おもしろ、かった』

谷「日向は相変わらずだね」

潔「だね、さ、ご飯できる時間だから、仁花ちゃんとAちゃん、食堂いっててくれる?私はここを片付けるから」

谷「シャチっ!Aさん、行きましょう!」

『う、うん!』









国「…………烏野の人達の前では…楽しそうな表情を見せるんですね…」

金「どうした国見?」

国「なんでもない、飯だから行くよ」

金「お?おう(なんか機嫌悪ぃな)」

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作者名:魅希 | 作成日時:2018年7月10日 9時

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