灰原哀/シェリー ページ10
あれから月日が経ち、いつものように毛利探偵事務所へ立ち寄った
『やほー』
蘭「あ、A姉!」
『あれ?蘭、もう帰ってきたの?早いね』
蘭「今日は終わるの早かったんだ、それでさ、私家事するから、A姉はコナンくん迎えに行ってくれないかな?今日は帰るの遅くなるっていうから、迎えに行かないと…。」
『おーけー、どこへ迎えに行けばいいの?』
蘭「博士の家よ、そろそろ五時だから、向かっていいと思うわ」
『じゃあ行ってくるね』
蘭「うん!ありがとう、行ってらっしゃい!」
Aは蘭に説明されると、毛利探偵事務所を出て、博士の家へ向かった
数分で博士の家へつき、ドアを開けて入った
『博士ー、コナンくん迎えに来たよ』
阿「おおAくん、コナンくんならみんなとあそこでゲームしとるよ」
博士が指した先には、歩美たちとゲームをしているコナンの後ろ姿があった
『あれ?あの茶髪の子…』
阿「あぁ、灰原哀くんじゃよ、うちで預かることになったんじゃ」
『へぇ…挨拶しなきゃね』
Aはみんなの所へ近づき、声をかけようとしたが、コナンと灰原哀という子の話し声が聞こえてきた
コ「……〜ジンと…〜〜…」
灰「あとは…〜…〜〜ピスコや〜〜…」
『………コーナンくん!』
コ「!?、あっ、…A…姉…」
灰「!?(嘘…気配を感じなかったけど…この感じ…!)」
『なぁに?子供のくせにお酒の話?』
コ「う、うん!どんなお酒があったかな〜って」
『そぉねぇ…私の好きなお酒は…___シェリー、とか』
コ・灰「!!」
『あとはベルモットとかキールとか、お母さんもよく飲んでたわ』
灰「……」
『あっ、君、灰原哀ちゃんって言うのよね?私は倉崎A。宜しくね!』
灰「っ……」
『?、哀ちゃん?』
灰「……あ、え、えぇ、」
歩「あ!Aお姉さん!」
『久しぶり、みんな!』
灰「…江戸川くん…ちょっと…」
コ「ん?」
『!……』
灰原はコナンの服を引っ張り、みんなと離れたところで二人で話し出した
灰「彼女…組織と同じ匂いがする…」
コ「!、やっぱり、か…」
灰「!、やっぱりってまさか!あなた知って…」
コ「A姉が組織のことを呟いているところを見たんだ…」
灰「……彼女…ただの組織の人間じゃないわよ…」
コ「え…」
灰「恐らく……ラムかレナ…」
コ「ラムかレナ…?」
灰「ラムは組織のナンバー2であの方の側近…。レナは…あの方の息子か娘…!!」
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作者名:魅希 | 作成日時:2018年6月20日 20時