９番目のサーヴァンプは双子！？

１、子供？(真昼Siｄe) ページ2

俺、城田真昼。
シンプルなことが好き、面倒なことは嫌い
だから猫を拾った、何もしないで後悔するのはすごく面倒なことだから
しかし、その猫を拾ったことによって、俺は非日常に巻き込まれていく

ー屋上ー
「真昼ー...パンくれー...」

「はい」
俺が拾った猫、怠惰のサーヴァンプ、クロにパンを投げつける

サーヴァンプというのは下僕の吸血鬼
人間を主人とし、契約した人間のみに血をもらう
そのサーヴァンプは７人兄弟で、それぞれが一つずつ罪を司る
怠惰 傲慢 嫉妬 憤怒
強欲 暴食 色欲
でも突然サーヴァンプ兄弟の８番目を名乗る椿
憂鬱のサーヴァンプが現れた
その椿が７人兄弟に戦争を仕掛けてきて
俺はその７人兄弟の長男、怠惰のサーヴァンプと契約してしまい、
事件に巻き込まれていった

そしてまた新たなサーヴァンプが現れることなど、俺は知る由もなかった

俺が屋上で弁当を食べていた時

「『城田真昼』」

ーぞくっー

「！？」

寒気がした俺は声がした方へ勢いよく振り向く

「『スリーピーアッシュと共に話がある』」

そこにはぬいぐるみを抱えた子供が二人いた

「こど、も...？」

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