僕の彼女 【 トド松 】 ページ40
※少しホラーチックです
トド松side
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「 おっそいなぁ 」
彼女のAとデートの日
待ち合わせの時間はとうに過ぎているのに
未だに来ない
「 僕が間違えたのかなぁ 」
いや、でもそんなはずはないと思うんだけど
それから、どれだけ待っても彼女は来なくて
「 電話も出ないってどゆこと 」
何度電話しても、おかけになった電話番号は〜
なんて音声が流れるだけ
約束忘れちゃったのかな
でも、もうどれだけ待っても来ないし
ちょっといらいらしてた僕は
もういいや、と諦め家に帰ることにした
「 ただいま〜 」
チョロ 「 あ、おかえり
どこ行ってたの、遅かったじゃん 」
家に帰るなり、チョロ松兄さんが真っ先に迎えてくれて
「 どこって…
Aとデートの予定だったんだよ 」
チョロ 「 …は? 」
「 でもどんだけ待っても来なくてさぁ
意味わかんなくない? 電話も繋がらないし 」
もう最悪だよ〜
なんて言いながら、部屋に入ればみんないて
おかえりーなんて各々言ってくれる
「 ねーみんな聞いてよ
今日最悪だったんだよ 」
十四 「 どしたのトッティ!! 」
「 今日僕さ、Aとデートの約束してたのにさぁ!
来なかったんだよ!! 酷くない!? 」
そんな僕の言葉に、みんなしん、となる
「 え、なに
なんか僕間違ってる? 」
え、何この空気
その空間を変に思っていれば
チョロ松兄さんが玄関から戻ってきて声を発する
チョロ 「 トド松さ、さっきから言ってるAって、それ、誰のこと? 」
「 …は? 」
思わず、体が固まる
だって、Aのことは
みんな知ってるはずで
前にも何度か家に来たことがあるし
みんな会ったことあるはずなのに
「 な、何言ってんの 」
おそ 「 なになに、お前、俺らに内緒で彼女作ってたわけ〜? 」
「 な、内緒になんてしてねーよ!!
話したじゃんAのこと!!」
その言葉にまた、しん、となる
一 「 …え、知ってる? 」
カラ 「 いや、俺は知らないな 」
十四 「 僕も知らないよ 」
みんな、なんの冗談かと思ったけど
本当に知らないみたいで
「 ちょ、ちょっと、みんなおかしいよ 」
おそ 「 おかしいのはお前じゃない? 」
「 なにそれ!
だって、Aは僕の彼女でっ 」
みんなもよく知る、
「 Aは 」
…
誰だっけ
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美羽(プロフ) - しゃびさん» 絶対書いて下さいね(≧▽≦) (2018年8月26日 11時) (レス) id: cc175e3c82 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 美羽さん» コメントありがとうございます。某壁ドン松の描き下ろしを見て、これは書かねばとなりました。壁ドンシリーズは他の松でも書けたらいいなと思っております。 (2018年8月26日 11時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 一松の壁ドンスゴい良いですね!! (2018年8月26日 11時) (レス) id: cc175e3c82 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます。最高と言っていただいて嬉しいです。ネタが浮かび次第の更新にはなりますが、お付き合いいただければなと思います。 (2018年7月25日 9時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
レン - マジで最ッッ高です!本当良いですね!この作品大好きです♪更新頑張ってください!応援しております( * ▽ * ) (2018年7月24日 22時) (レス) id: 303ffb8087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃび | 作成日時:2018年7月22日 23時