合コン 【 おそ松 】 ページ15
おそ松side
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助けておそ松
なんて、彼女のAからメールが来たのが30分くらい前
そんでそっから、全力で走って
今、彼女のところに向かっている
何が起きてるかって
「 くそ、手ぇ出されてなきゃいいけど 」
人数合わせのためだけに、合コンに強制参加させられたAが
その合コンに参加してるひとりの男に言い寄られてるらしい
それは、助けに行かないわけねーし
そんで、今めっちゃ急いでるってわけ
「 ここか 」
その合コンが開催されてる居酒屋について、中に入れば
何名様ですか〜? なんて店員の声が聞こえる
けどそんなの無視
どこだどこだと彼女を探せば
いた、
何人かの男女がテーブルを囲んでワイワイやってる中に、
隅の方で困っている様子のAと、Aに言い寄ってる野郎が。
距離ちけーし。
俺の彼女に何してくれちゃってんの
その野郎にイラついた俺は、
周りの目なんて気にせず、その場に乗り込む
「 ねーねー、そこのおにーさん。
その子、俺の彼女なんで。
返してもらうよ〜 」
こいつ誰だ、みたいな視線向けられてるけど
気にしてらんねぇ
Aに言いよってた男はぽかんと口を開けている
『 お、おそ松 』
「 ん、A、帰ろ 」
俺の顔を見るなり、少し安心したような顔をしたAの手を引いて、その場を立ち去る
「 あ、この子、持って帰るんで 」
なんて、その合コンの奴らに挨拶しながら。
『 あの、来てくれて、ありがとう 』
店を出るなり、俺の手をぎゅっと握って
お礼を言ってくれるA
「 あんなメールもらって、こねーわけねーだろ 」
まず、合コン参加自体反対だったし。
「 な、次からぜってー合コンとか参加しないで 」
『 うん、もうしないよ 』
今更んなって、野郎に妬いてる俺
「 な、あいつになんかされた? 」
『 えと…
あ、足、触られた…? 』
はー、もう。
あいつに、一発ぶちかましてやりてぇとこだけど
それよりまずは、消毒が先。
「 んじゃ、今日は返さないけどいい? 」
『 うん
おそ松が、消毒して 』
「 それ反則な 」
今日はもう、我慢できそうにない
だから、覚悟して、なんてね
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美羽(プロフ) - しゃびさん» 絶対書いて下さいね(≧▽≦) (2018年8月26日 11時) (レス) id: cc175e3c82 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 美羽さん» コメントありがとうございます。某壁ドン松の描き下ろしを見て、これは書かねばとなりました。壁ドンシリーズは他の松でも書けたらいいなと思っております。 (2018年8月26日 11時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 一松の壁ドンスゴい良いですね!! (2018年8月26日 11時) (レス) id: cc175e3c82 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます。最高と言っていただいて嬉しいです。ネタが浮かび次第の更新にはなりますが、お付き合いいただければなと思います。 (2018年7月25日 9時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
レン - マジで最ッッ高です!本当良いですね!この作品大好きです♪更新頑張ってください!応援しております( * ▽ * ) (2018年7月24日 22時) (レス) id: 303ffb8087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃび | 作成日時:2018年7月22日 23時