【 鬼滅の刃 】伊之助さんとそんな日々【 嘴平伊之助 】

伊之助さんが小さくなった日 ページ11

｢ あンのクソ鬼許さねェ! ｣

『 でも頚は斬ったんですよね? 』

｢ だとしても許さねェ!! ｣



私の目の前で憤怒する、齢七位の見た目になってしまった伊之助さん

どうやら鬼の厄介な血鬼術を食らったそうで



『 でも、命に関わる血鬼術じゃなくてよかったですね
あと数時間で戻りますよ 』

｢ ダーァッ!! それまでこのままかよッ ｣

『 可愛らしいですよ 』

｢ 嬉しくねンだよ!! ｣



いつも被ってる猪頭は今の伊之助さんには大きいから外してる
幼い伊之助さんもお顔、可愛いなあ



『 でも精神的には幼くなってないんですね 』

｢ そこまでチビになってたまるかよ ｣



でも、小さい頃の伊之助さんを見れてるようでこれはこれで良かったり



｢ 何かお前の方がでけぇの変な感じがする ｣

『 まぁいつもは伊之助さんの方が大きいですからね 』



ムスッとしている伊之助さんがまるでご機嫌斜めの子供のようで、可愛らしい



『 頭撫でてもいいですか 』

｢ ハァン!? ガキ扱いすんじゃねぇ!! ｣

『 ですよね 』



撫でようとした手を払いのけられる



｢ つーか、お前が小さくなりゃ良かった ｣

『 え、何でですか 』

｢ お前のチビん時、見てみてぇ ｣

『 えー、可愛くないですよ 』



私は伊之助さんのこの姿見れて満足だけど



｢ …お前と目線が遠い ｣

『 え? 』

｢ おいもっと屈め!! ｣

『 ええっ 』



ぐっと髪の毛を引っ張られて、屈まさせられる



｢ ヨシ ｣

『 何がよしなんですか 』

｢ お前の顔が近いと安心すんだよ ｣

『 な、なんですかそれ 』

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