私、トリップしたら神様の孫だった【おそ松さん】 (ページ3)

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第０１松元神様との出会いページ3

Aside

ーー目を覚ますと明るい部屋に居た。私、助かったの??辺りをキョロキョロと見ていると、部屋に誰か入ってきた。髭のはえたおじいさんだ。誰だろう…??

「おぉ、目が覚めたかの??身体の具合はどうじゃ??」

A「えっと、なんともないです。おじいさん、此処は天国ですか??」

「天国ではない。此処は、とあるアニメの世界じゃ。お主を不憫に思い、儂がこの世界に呼んだんじゃよ。ーーA、生きたいか??」

A「アニメの世界??何処のアニメの世界ですか??」

あれ、会話がなりたたないぞ。

「お主が死ぬ間際まで思い浮かべていたものじゃ」

私が死ぬ間際まで…??

A「見たかったのに??」

「いや、其処ではない。お主が死ぬ間際まで思い浮かべていた、アニメの題名はなんじゃったかな??」

思い浮かべていたアニメの題名…。それって…!!

A「おそ松さんっ!!」

「そうじゃ。今、そのアニメの世界の中に居るんじゃよ」

いやぁ…嬉しすぎて泣きそう。てか、泣きたい。

「それでじゃ。Aに選択肢をやろう」

A「洗濯し??家事をしろと??」

「その洗濯ではない。選ぶ方じゃ。…疲れるのう。１つは、向こうの身体は瀕死状態じゃが、今送り返せば生き返れる。もう１つは、向こうの世界と別れ、此方の世界で新しく生きる。…A、お主はどうするかの??」

向こうで思い残す事はなにもないし。…うん、決めた。

A「此方の世界で生きていきます。向こうの世界に心残りありませんから。…あるとすれば、録り溜めていたアニメが観れなくなる事くらいです。其処は敢えて、神様の力でなんとかしやがれください」

「後半の日本語可笑しくなかったかの??まぁ良い。それはなんとでも出来るからの。…では、この世界に置くのに１つ条件がある。それを呑んでくれるか??」

A「私に出来ることなら、無理なお願いはしないでくださいね」

「ーー儂の事を、おじいちゃんと呼んではくれぬか??」

なっなんですと!?神様を、おじいちゃん!?本人が良いと言ってるにしても、畏れ多い。…ちゃん付けは無理だけど…。

A「おっ、お祖父様…」

恥ずかしい!!照れる!!顔、絶対真っ赤だし!!呼ばれた本人は、滝のように涙を流している。ちょ、大袈裟じゃない!?