【d!】有能秘書奮闘日記 (ページ6)

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さて仕事ページ6

『エミさんいる？』

資料室に足を運ぶ
ここはいつも通り静か
この雰囲気は好き

em「Aさん、丁度今来たところなんです」

図書室か資料室、どちらかにはいると思ったけどこっちにいたか

『いてくれてよかったわ。この書類に書いてある3つの資料借りたいの』

em「今お持ちします」

室内を見渡しているとエミさんはすぐにそれを持ってきてくれた
大きくて分厚いファイルが3つ

em「結構重いですよ、私がお持ちしましょうか？」

『大丈夫よ、エミさんも仕事があるでしょ？』

em「ですが…」

『心配性ね。とりあえずありがとう、またね』

ファイルを手に持つ
思ったより重い…と思いながら資料室をあとにした

〜・〜・〜・〜・〜・〜・

『はぁ〜』

重い
やっぱりエミさんを頼ればよかったかも
後悔して立ち止まっていると後ろから声をかけられた

ht「A？何してるの？」

幼馴染のひとらんらん
助かった、救世主だ

『ひとらんこれ持って』

ファイルを無理矢理ひとらんに渡す
よろけながらもしっかり受け取ってくれた

ht「うわ、俺でも結構重いよ？よく持ててたね」

『秘書だけでなく総統のボディガードでもあるから、とでも言っておこうかしら』

ht「そうだったね。で、総統室まで？」

『書記長室よ』

ひとらんは疑問に思いながらも頷いて
2人で並んで廊下を歩いた