【d!】有能秘書奮闘日記 (ページ3)

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騒がしい朝食ページ3

食堂へ行くとちらほら幹部がいた
ロボロ、シャオさん、チーノの3人
あたしは朝の挨拶をしてロボロの右隣に座る

ci「待ってください！なんでロボロのとなり！？」

sha「そうやで、こっち来てA」

食堂のおばさんが運んでくれた料理に手を合わせていただきますと言った後に答えた

『あたしにだって誰の隣に座るか選ぶ権利があるわ。ロボロが1番無害そうだもの』

rb「え、嬉し」

ci「A先輩！騙されてはいけません！！」

sha「せやで、こいつの腹黒さ分かっとらんのか！？」

rb「うるせぇ！」

ギャーギャー騒ぐシャオさんとチーノにひとことだけ告げた

『知ってるわよ、ロボロが1番腹黒くて心が無くて嘘つきだってことくらい』

rb「おい言い過ぎやろそれは！」

ロボロのツッコミが食堂内にこだまする
言い過ぎじゃないわ、本当のことだもの
それを無視して黙々と食事を進めるあたしの左隣にチーノが移動してきた

『…諦めが悪いのね？』

ci「だって先輩と一緒に朝を過ごしたいですもん」

不覚にも可愛いと思ってしまった
悔しい
チーノを見ているとシャオさんが負けじとあたしの向かいの席に移動した

sha「おいA、お前は詐欺師に騙されるほど頭悪いんか？」

当たり前のように煽るシャオさんを無視した
可愛いものは可愛いのよ

sha「無視すんな！」

『煽りレベルならショッピの方が高いわね』

sha「なん、やと…！？」

rb「あー、結構禁句なこと言うたな…」

あたしはごちそうさま、と手を合わせて席を立った
トレイを下げる通りすがりにチーノの頭を撫でる

『今日も1日精進なさい』

ci「やったー！先輩になでなでしてもらえた！」

sha「くっそ、これだから後輩は得するんや…」

rb「ほんまずるいで」

そんなシャオさんとロボロの言葉を右から左へ受け流して食堂を出た
さて、仕事仕事