いい朝のはず ページ2
目が覚める
白い天井、ふかふかのベッド
よく眠れた、いい朝だ
あたしは起き上がろうとした
しかし起き上がれない
なんかすごく重い
恐る恐る掛け布団をめくると、あたしの胸元に顔を埋める緑のパーカー
その頭をべしべし叩く
『どこに顔埋めてるのよこの変態!』
zm「いでででで!!!」
緑のパーカー、ゾムは頭を抑えながらむくりと起き上がった
zm「あ、Aおはよー」
『おはよー、じゃないわよ。何してるの?もうあたしお嫁に行けないじゃない』
zm「俺がもらってやるから安心し?」
『嫌よ』
zm「嫌ってなんやねん!?」
ゾムに足蹴りを入れて強制的に上からどかす
無視して着替えよ
タンスを開けていつもの服をとる
『じゃ、着替えるから』
zm「おけ、見守っとく」
『いいから早く出て行きなさいよ!』
あたしはまた蹴りをいれて、ゾムを部屋から追い出した
〜・〜・〜・〜・〜・〜
全くゾムにも困ったものだ
絶対仕返ししてやるんだから
着替えて部屋から出るとゾムはもう既にどこかへ行ったようだ
食堂へ向かう途中で鬱とシッマに会った
ut「A、おはよーさん」
kn「お?なんや朝から元気ないな」
『朝からゾムに振り回されただけよ』
はぁ、とため息をつくとシッマはいつもの大声で笑った
うるさい、声量落として欲しい
ut「なんもされてへん?」
『うん、胸に顔を埋められてただけ』
ut「え、なにそれうらやまs」
言いかけたところでシッマが鬱の頭を思いっきり殴った
痛そう
kn「あのな大先生、大体Aの胸なんて興奮せぇへんやろ?こんなに小さi」
次はあたしがシッマの頭を殴った
『2人ともしっかり反省するように』
ut,kn「「はい」」
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作者名:雪白ましろ | 作成日時:2024年3月4日 20時