爆モテくんに言い寄られるのですが。Juri.T (ページ10)

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『あっ、家ここ』

北斗「おお、ここなんだ」

『うん、どうかした？？』

北斗「このマンション樹も住んでる」

『えっ、田中くんも？？』

北斗「そう、だからこのマンションには結構来たことある」

『そうなんだ…あ、じゃあ、送ってくれてありがとう』

北斗「うん、また明日ね」

北斗くんが私に背を向け、来た道を戻って行く

真反対だったんだ……申し訳ない…

北斗くんの姿が見えなくなって、マンションの入口のロックを解除しようとすると、

樹「えっ！？Aちゃん！？」

突然した声に体が強ばった

声のした方を見ると、やっぱり田中くん

目が合うと、物凄い勢いで走ってくる

樹「Aちゃんもここなの？！」

『…一応…』

樹「じゃあ明日から一緒に学校行けんじゃん！」

『…はい？？？？』

樹「じゃあ明日ここに8時に待ち合わせね」

『え、っちょっ』

反論する間も与えてくれず、ロックを解除して帰って行った

『…嘘でしょ………』

神様。如月A、これからどうなるのでしょうか…？！