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とうとう教師になるという日、同期と数年ぶりの再開、色々なドキドキが詰まっていた
この扉を開ければ、高専に入れる。
ガチャ
懐かしい匂いが鼻を通る
『ただいま。高専』
と、高専に帰ったことを伝えると、
夜蛾学長のところへと歩き出した
ここは何も変わっていない。そして私も
髪もあのとき切った長さでずっと保っている
性格もそこまで変わっていない
3年間の思い出を思い出していると、夜蛾学長の部屋についた
『……相変わらず可愛い人形作ってますね。』
夜蛾「ノックをしてから入れ」
『……すんません。で、私が担当する教室は?』
夜蛾「ちょうど転校生が来ている。」
『おー。無視』
夜蛾「硝子に挨拶してから教室へいけ。硝子はここから直線上に突き当たりまでいけ。教室は硝子の部屋を出たらすぐ階段がある。そこの二階のすぐのところだ。」
『ご丁寧にありがとうございます。では!!』
硝子と会えるという喜びでルンルンでステップを踏みながら部屋へと向かう。
コンコンッ
『失礼します』
硝子「五条か?なんのよう……A?!!」
目を開いて驚く硝子
無理もない。
数年間連絡が途絶えていたのだから
硝子「あんた……なんで、?」
『教師になるんだよ。』
硝子「なんでもっと早く……」
『ごめん。携帯ぶっ壊しちゃって』
硝子「っもう。ばか」
硝子が目を閉じれば溜まっていた涙がこぼれ落ちる
『ただいま。硝子。』
硝子「おかえり。A」
『あ、そろそろ行かなきゃいけねぇわ』
『また後でくる。それじゃ』
硝子「じゃあね。、…もう、消えないでよ」
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作者名:駄菓子菓子 | 作成日時:2021年8月22日 23時