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『あー、任務ダル』
私は今日は任務がある
何故こんなに憂鬱なのかというと……
夏油「やぁ。一緒になるのは二回目だね」
『任務一緒とか………ウザ』
夏油「そう言われると悲しいよ……」
『悲しんどけー』
私は等級が3級のため、任務に行くには付添がいる。
今回はそれが夏油なのだ
等級を上げたいけど、家が邪魔してそうも行かない
『はー。とりあえず行くぞー』
夏油「そうだね。さっさと終わらせて帰ろう」
私達は車に乗り込み、伊地知さんに目的地まで送ってもらう
『あ、伊地知さん。いつもどおり、眼鏡と髪留めをお願いします』
伊地知「はい。では、お気をつけて」
『ありがとうございます』
夏油「行くよ」
『あぁ。』
今回の場所は高校。
一番呪いが集まりやすい場所だ
『夏油、二手に別れよう』
夏油「あぁ。今回は3級呪霊がまとまっているだけだから大丈夫だろう」
『私は右、夏油は左ね』
夏油「早く終わったらそっちに向かうよ」
『あぁ。頼むね』
ここで会話を切り上げ、それぞれの方向に向かう
私は事前に捕まえておいた2級呪霊二匹を握りつぶし、血を絞る
その血を喉に通し、体内で膨張させる
『おえっ…』
いつまで立ってもこの不味さはなれない
そこからしばらく呪霊を払っていたが、
3級の集まりと聞いていたのに出てくるのは4級クラス
何かおかしい
こっちから呪力を感じなくなったからと左へ行こうとすると、
明らかに気配の違う呪霊が現れた
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作者名:駄菓子菓子 | 作成日時:2021年8月22日 23時