推しと付き合いたいって願ったら叶ったんだけど 【ｓｔｘｘｘ】 【ｓｔｍ】

３４．アンチコメント ページ42

Aside

『あははっwひなちゃんになりたい人生ってw』

私は楽しく配信をしていた。








あのコメントがくるまでは――――――――。



@アンチちゃん
雪見の学校特定した、苺宮学園に通ってる


『え....』

今、私の学校が...
それからコメントは荒れた

@ccc
え！？苺宮学園って同じ学校！？

@ddd
苺宮学園ってたしか東京だよね？

@eee
じゃあその学校の近くに住んでるってこと？

『...ど、どうしよう....』

その時――――、


バンッ！！！


さ「Aっ！！！大丈夫か！？」

『さ、さとみくん....！』

さ「ちょっとマイクかせ、」

『ちょっ、さとみくん！？』

さ「おい、今学校の名前さらしたやつ、お前なにやったかわかってんのか？」

今まで聞いたことのないすごく低い声でさとみくんは言った
すぐにさとみくんが怒ってるとわかった

さ「ホントに...ｯ...！なにやったかわかってんのかよｯ！」

『....さとみくん...？』

さ「俺は...俺は...今すごく怒ってるｯ...勝手に配信者の学校さらしてっ！
....でも....悲しい気持ちの方が....大きいです...ｯ...リスナーさんの中に...こんなことをする人が
いるってことが...っすごく、残念ですっ.....」

『さとみくん、もういいよ...もう配信終わろ？』

さ「うん...ｯ...Aも言っているので...配信、終わります...
ごめんなさい....それでは...おつさと...」

『...おつゆきです....』





『....さとみくん...大丈夫？』

さ「...ばーか...学校さらされたAの方が心配だぞ...」

『そうだけど....でも...ありがとう...』

さ「...？」

『さとみくんが言ってくれなかったら...私、ダメだった...』

さ「A....」

『さとみくん....ありがとう....大好き...』

さ「...！......俺も...大好き。」

『でもね、初めての配信、こんな形で終わっちゃったけど楽しかったよ』

さ「そっか...よかった....！」









いろいろ大変な夜だったけど...新しい体験ができました――――。

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