推しと同居始めます。２【名前変換オリジナル】

夜の夢の中 ページ44

「…こんなの、みんなには言えないね」


三尋「うん…きっと怒られるね」






「それでも…私と一緒にいてくれるの？」



三尋「もちろん、好きだよ紫乃ちゃん」







何回も容赦なく降ってくるキス
やんわりと触れるだけのキスだったが、しまいには深く…どんどん入っていく



それがとても…心地良い
三尋くんだから、そう思えたんだろうか。







「…三尋くん」




三尋「…しようか」


「…いいよ」








暗い部屋の中、服がするりと肩を滑らせて落ちていくのがわかった。


初めての感覚の中、お互いを探り合うように
愛して…抱きしめて、キスして






大人になって行った。









「…いたっ！」



三尋「大丈夫！？」






「…うん、もっと来ていいよ」




三尋「…無理はしないで、って言いたいところだけど、俺も我慢できそうに無いかも」








ああ、大好きな人と愛し合う事がこんなに素敵な事だったんだ。
なんだか涙が出てきそう




ファンとか推しとか…そういう事じゃなくて
私はこの人が…1人の男の人として好きなんだ。







三尋「…紫乃ちゃん、好き…俺の事だけ見て」









「見てる…三尋くんが1番すき」









三尋「…ずっと一緒にいよう、紫乃ちゃん」









「…うん！」









ずっと…一緒にいたい






その願いは叶う事はないのかもしれない。






だってこの時…









誰かが、気づいているから

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