152 ページ2
.
滅茶苦茶に飛んでくる呪力を交わしながら呪霊と距離をつめる
パッと見呪霊の面積は大きいが、果たしてあのヘドロの様なところも呪霊の本体なのか
本体でなければとても厄介だ
何処に本体がいるのか分からない
『空星呪法・残星』
残星は、星の欠片のようなものを飛ばして攻撃する術式
狙った相手に当たるまで止まらないから、今回の戦いでは持って来いだ
呪力を避けながら、どうなるのかと様子を見ていると、星の欠片はヘドロを貫通したのだった
何度も向かっていくにつれて、欠片の数は減っていった
ただ、きっとあの呪霊の本体はそこまで大きいものではない
ヘドロに身を包んで大きく見せているだけだ
あのヘドロはどうやったらはがれる？
湖の中から出てきた
水では意味がない
鎌で切っても、すぐに切った部分が繋がるだろう
『……あ、』
外からはがす事ができないのなら、内側から剥がせばいい
呪力を凝縮したものをアレの中に入れることができれば
呪霊はヘドロの中から逃げ出て来るだろうし、ヘドロも弾き飛ばせる
ただこれは……
『呪力量の勝負か…、』
私の呪力は人より多いが、五条先生や乙骨先輩みたいにあるわけでもない
でも今回、あの呪霊はちょこまかと動かないから、上手く中心部に入れられそうだ
1、2回で成功させたいところ…
1度撃ってみれば、当たったのは右側
でも当たった後、上手く爆破した
……これはいける
今は少し距離をとっているから、相手もこちらの様子を伺っておとなしくしている
もう一発
今度はしっかりと狙いを定めたからか、上手く中心部に当たり、ヘドロが爆破する
その衝撃で、ベチャベチャと湖の中にヘドロが落ちると同時に、人形の呪霊が姿を表した
「ナ、ンで…、ジャマ、すルゥゥゥ！！」
『…やっとでた、本体。さっさと祓ってあげる』
＿＿＿＿
※できればお読みください
今回、この続編を作成したときに、評価が7.6となっていました
作り直したりはしませんが、不必要な低評価などの害悪行為はやめてください
少なからず、この作品を楽しみにしている方もいらっしゃると思います
好きになれ、など言いません。
その人たちの事も考え行動をお願いします
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 996人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かぐや - 大好き！！！！！！！！！！！！！ (4月25日 19時) (
レス) @page5 id: 41bd4258fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品好みすぎて一気見してしまいました(笑)キャラとの絡みが最高に良きです これからも応援してます！ (10月29日 20時) (レス) @page28 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - 私、この小説が大好きなので更新するまでずっと待ってますね！！私も小説を書いてる身なので少しは共感出来ます！御体に気を付けて気長に更新して欲しいです！！ (9月12日 9時) (レス) @page28 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
シア - 最新待ってます‼︎ (8月5日 16時) (レス) id: 9ef2cbc150 (このIDを非表示/違反報告)
こは - 更新続きますか？ (6月14日 22時) (レス) @page28 id: b559896119 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ホシゾラ☆ | 作成日時：2022年8月28日 18時
