幻太郎に溺愛されて困ってます。

よっ！悪徳警官！　１７話 ページ18

A視点

「じゅーと遅いねぇ...」

左馬刻「そうだな...殺されてねぇといいが...」

「スマホ...よし無い！」

左馬刻「スマホあるとなんかあんのか？」

「GPSがわりだからさ...あれがあると居場所が幻にぃに知られる...」

左馬刻「俺もそこまではやらねぇよ...」

「合歓ちゃん早く帰って来ないかな...」

左馬刻「そうだな...」


銃兎「左馬刻ー？着いたぞ...ってなんでこんな重い雰囲気なんだ？」

「ナンデモナイヨー！
遅かったねじゅーとー？」

銃兎「ちょっと逆職質を受けてしまって...」

「銃兎が！？誰に！？」

銃兎「Aのお兄さんにね...」

「え？それマジ？」

銃兎「大マジだ。」

「銃兎！今すぐ脱いで！」

銃兎「は？」

左馬刻「おいA、どうした？性 欲か？」

「ごめん！言い方に語弊があった！
上着だけ脱いで！」

銃兎「こ、これでいいのか？」

「それ貸して！」

銃兎「あぁ...」

「.........やっぱり！」

左馬刻「どうしたんだ？」

「右ポケットに盗聴機、左ポケットにGPS！」

銃兎「は！？いつの間にそんなの！？」

「幻にぃとなんかあった！？」

銃兎「思い当たることはないな...」

「幻にぃと近づいた時とかは！？」

銃兎「もしかしてすれ違ったときに！？」

左馬刻「じゃあ仮に左にいれたとして右はどうすんだよ？」

「話してるときに入れたとか？」

銃兎「それならまだ分かるな...」

「てかこんなに喋ってる暇ないじゃん！今すぐここから離れるよ！」

左馬刻「わっーたよ！」

銃兎「なんで俺まで...」

「左馬刻も銃兎も道連れだよー！」





幻太郎視点

「やはりヨコハマの方と居たんですね...

さすがA。小生が仕組んだGPSに気づくとは！

絶対Aを捕まえて見せる...！」

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