”悪い子にはお仕置きです” ２ - INFINITE - (ページ7)

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STORY 47 ページ7

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「..や..!!!」

ｿﾝｷﾞｭ『Aお嬢様...』

ソコに近づいていた手はピタリと止まり

今にも泣き出しそうな顔でニコッ微笑んだ

「こんな事..間違ってる...」

ｿﾝｷﾞｭ『申し訳ありません..

最後にひとつ聞いても宜しいですか？』

ソンギュの長い指先が頬を撫でる

ｿﾝｷﾞｭ『ミョンスを好きですか？』

・

・

・

好き..なのかな....

未だに好きかなんて分からない

「..分からない...

でも....うん..まだ、分からない」

ｿﾝｷﾞｭ『そうですか..では僕はこれで..』

ソンギュが出て行ってからも

その場から動けず

"好き"の意味を考えてた

誰かを好きになった事なんて

..今まで無かった

そして、頭に蘇るソンヨルの言葉

『感情がないので

好きになっても、傷付くのは..』

あたし...

それから、ソンヨルが戻ってきて

リビングでソファに座る私達

ｿﾝﾖﾙ『元気がないようですが

..どうかされました？

あ、今日はいつまでも寝ていてしまって

申し訳ありませんでした..』

「ううん、元気だよ

あぁ..たまには遅く起きても良いんじゃない？

執事も楽じゃない....キャッ..」

突然腕を引かれソンヨルの腕の中

ｿﾝﾖﾙ『顔に出てます、バレバレです

Aお嬢様が辛い時は

僕も同じように辛いです。だって

Aお嬢様の執事は僕ですから..』

「でも..感情無いんでしょ？」

ｿﾝﾖﾙ『ふふ、冗談ですよ』

「冗談っ？！」

ｿﾝﾖﾙ『Aお嬢様に

好きになってもらいたくなくて..

...ミョンス達の事...』

？？？

ｿﾝﾖﾙ『卑怯ですよね..僕

本当、ごめんなさい』

「ううん、謝らないで」

この時、なんかホッとしたのは秘密←

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