第二話 ページ3
トントンside
風呂に入り､身体を綺麗にした後､自室に戻り､師匠の隣に寝転ぶ
師匠は深夜に呼び出されたせいか戻ってきた時には寝てしまっていた
モノクルを外せば､包帯をそっと外す｡そこには痛々しい火傷の跡が残っていた｡
これをやったのは自分だ｡
この傷はまだ俺が新兵だった頃の話
親が軍人だったせいか親が俺を軍人にさせようと鍛えられ､親の願望道理俺は軍人になった｡
俺が配属した部隊の隊長は師匠だった
師匠は強くて軍の幹部に入れるんじゃないかと周りの人にそう言われていたが…俺が初めて戦争に出された時に悲劇は起きた
周りには仲間だったモノたち｡身体中は傷だらけ､助からない…そう思っていた矢先自分の持ち場を片付けた師匠が俺を庇いながら敵軍を片付けてくれた
A｢大丈夫ですか?貴方…死にたいんですか？こんなところに突っ立って｣
師匠は瓦礫の山の近くに俺を避難させ､手当してくれた
｢すいません｡あの…他の人達は｣
A｢全員死にました｡私と貴方以外｣
｢え｣
A｢ここから基地に戻ります｡貴方も動ける限り動いてください｣
俺は嫌だ…もしこの場から動いたら死ぬ確率は余計上がる…
｢俺はここにいます!!死にたくは…ないんです…｣
A｢ここにいたら敵軍の者が来ます｡｣
師匠は俺を無理に引っ張り自軍の基地へ向かっていく
師匠の力は強く､どんなに抵抗しても手を解くことは出来なかった
A｢…貴方は生来てください｡生きて他の仲間の事を思い続けてください｣
急に立ち止まった為なにかされるのか…そう思った矢先俺は師匠に担がれ､近くにあった森に投げられた
そこそこ強い力で投げられたせいで年季が入った木は俺がぶつかった振動で折れ､俺の周りを木が囲った
｢何をするんですか！？｣
師匠の方向を見た瞬間爆音が響き､熱風が俺の体を通り過ぎていく
煙が晴れ､そこには血だらけの師匠､周りには敵軍
助けな…そう思っても死への恐怖が植え付けられた身体は震え､立ち上がることが出来ない
師匠は大怪我を負っているのに…剣を持ち敵軍を倒していった
師匠が敵を片し終わるとまるで命尽きたように倒れてしまった｡
俺はただ見てるだけなのか…
森から出ると師匠の身体は所々火傷を負い､頭からは強く打ち付けたのか血が出ていてこれはやばい…
医療知識がない俺でもやばいということは分かり､師匠を連れ､軍基地へ急いで向かう
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柑橘 - 自分もこういうお話作りたいんですけどねぇ… 何故、飽き性ですし、語彙力皆無ですからね… (2018年9月4日 20時) (
レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - 柑橘さん» コメント有難うございます!!有難うございます!どんな作品を作りたいか...日々考えてアイデアをまとめてますw (2018年8月24日 23時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘 - おぉ！新しいお話ッ…!! よくアイデア浮かびますねぇ!↑憧れますっ!! (2018年8月24日 19時) (レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勘島 | 作成日時：2018年8月23日 21時
