第十五話 ページ16
トントンside
ゾムが出ていってしまった以上､書類以外やることはない｡
部屋に戻ったら書類増えてるんやろうなぁ…
机に溜まっているだろう報告書､始末書､請求書…考えただけで頭が痛くなるが､書記長という肩書きをもらってる以上手を抜くことは自分の流儀に反する｡
さっさと終わらせて溜まりに溜まってるはずの有給をもぎとってやる…!!
そう心決め､部屋の中に入ると平然とした顔で人の部屋の飲み物を飲んでるわいの上司｡シンプルな色のソファにはさっき揉めていた原因である師匠
｢なんでここに!!｣
グルッペン｢そう声を上げるな｡Aが起きるゾ｣
｢あんたのせいや｣
グルッペン｢…俺が連れていかないとゾムが納得しないだろう?｣
確かにあの状況､ゾムは絶対下がらないだろう
｢何でまた急に｣
グルッペン｢日頃頑張ってるお前にプレゼントだゾ｣
｢師匠を物扱いしないでもらっても?｣
グルッペンは､呆れた顔をしたが俺は気にせず師匠に近寄れば､幸せそうに寝てる師匠｡
隣に座り､師匠が風邪をひかないように、自分の羽織っていたものをかけようとすると気持ちよさそうに寝ていたのに師匠は起きてしまった｡
A｢おはようございます？｣
｢起こしてしまいましたか?｣
A｢いえ､大丈夫です｡｣
まだ､眠たそうにする師匠｡きっとまだ眠いんやろうなぁ｡
A｢すいません､グルッペン｡話途中に｣
グルッペン｢いや､何でも無い｣
A｢貴方のなんでもないほど信用出来ないものはありませんよ｡｣
俺とグルッペンは､数ヶ月の差があるけれど同期｡
俺は､師匠の部隊に､グルッペンは違う部隊だったが､一時期グルッペンも師匠の部隊に所属していた｡
まぁ期間は､半年だけだったが師匠とグルッペンは､話が合うし､何より今のグルッペンの知識の2割か､3割は師匠が教えたもの｡
グルッペン｢…トントン借りてもいいか?すぐに返す｣
｢モノ扱いするな言うてるやろ!!｣
師匠とグルッペンを見送り､師匠と過ごせる時間のため書類をさばく
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柑橘 - 自分もこういうお話作りたいんですけどねぇ… 何故、飽き性ですし、語彙力皆無ですからね… (2018年9月4日 20時) (
レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - 柑橘さん» コメント有難うございます!!有難うございます!どんな作品を作りたいか...日々考えてアイデアをまとめてますw (2018年8月24日 23時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘 - おぉ！新しいお話ッ…!! よくアイデア浮かびますねぇ!↑憧れますっ!! (2018年8月24日 19時) (レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勘島 | 作成日時：2018年8月23日 21時
