たった一時の奇跡(建国記念) ページ18
トントンside
｢…ン…トントン!!｣
五月蝿い…こちとら式典とかの準備で疲れとるんやぞ
重たい瞼を開ければ目いっぱいに映る金色｡
｢はよ…シッマ｣
コネシマ｢おう､はよ｡グルッぺンが呼んどるで｣
｢今行くから先行っといて｣
サイドチェストに置いてあった赤いマフラー､眼鏡｡
そして…Aのドックタグを見につければグルッペンの下へ
Aが死んでからもう数ヶ月｡あの時よりも軍事力も上がり､兵士も増えた｡皆は前に進んでる中俺だけやっぱりAだけが気がかりやった｡
もうあいつは生まれ変わったのか､それともまだなのか｡もし生まれ変わってるのであれば俺に会いに来てほしい｡
｢とんち?何してるん？｣
｢いや､考え事｣
鬱｢Aちゃんのこと?｣
｢別にええやろ｣
大先生との会話を強制的に終わらせ､グルッペンの部屋に入れば幹部全員勢揃いだった
グルッペン｢遅かったなトン氏｣
｢悪いな｡で､なんの用や?｣
グルッぺン｢嫌､ただの最終確認だ｡｣
オスマン｢総統様から皆へメッセージめう｣
オスマンの言葉に､グルッペンはその場に立ち上がり幹部一人一人の目を見つめた
グルッぺン｢皆ここまでご苦労｡何も無かった国がここまで上がってこれたのはお前ら幹部や､兵士､そして国民の理解があったからだ｡この数年間尊い犠牲もあった｡後悔した戦争もあったが全て勝利に収められた｡だが､まだほかの国々も発展途中｡我々もまだ成長途中だ｡俺はまだまだこの先を進む｡お前らは着いてくるか？｣
この先強い国が現れる｡この仲間の中から殉職する奴も居るかもしれん｡せやけど俺らの言葉は決まってる
｢ハイル グルッペン!!｣
その言葉を聞いたグルッペンは何時もの悪い笑顔を浮かべたまま多分自分の部屋へ｡
オスマン｢トントン､その隈隠したいから式典用のすぐ着替える前に来てな｣
式典にはまだ時間がある｡それまでに剣の手入れをしようと部屋に戻った…けど…これは何？疲れか?書類のしすぎか?
目の前にはただ白い服を着ただけのAに見えるけど…背中にはAと同じ位大きさの真っ白い翼が生えていた
｢A…?｣
分かりきってる筈なのに聞くとAは頷くだけだった
｢喋れへんのか?なぁ?｣
失った筈のA…驚きよりもただ嬉しかった｡
あの戦争以来もう見たり聞いたりすることが叶わないはずのAが目の前に居る｡それだけが嬉しかった
A｢トントンさん…少しは驚いてよ｣
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柑橘 - 完結おめでとうございます！！ 最後切ない気持ちになりました… 他の作品も無理しない程度で更新頑張ってください！！ (2018年10月6日 1時) (
レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - チョコチップメロンパンさん» こんなのあるかな...思って書いていたのであるのなら良かったですw (2018年8月26日 14時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコチップメロンパン(プロフ) - 私のアイマスクには『起こしたら許さねぇ！』みたいなことが書いてあるw (2018年8月26日 11時) (レス) id: 71d0a5c15e (このIDを非表示/違反報告)
勘島(プロフ) - 柑橘さん» こちらこそよろしくお願い致します!! (2018年8月21日 20時) (レス) id: d6dcc2f8e9 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘 - おぉ！！了解です！これからちょくちょくコメしてくので、 目に止まれば、宜しくお願い致します！ (2018年8月21日 20時) (レス) id: 0f917b238e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勘島 | 作成日時：2018年8月18日 17時
