-We are "Numbers"- 【からぴち】 (ページ17)

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❓「押し入りとは、感心しませんよ？」

学園長が男の前に立つ

「あぁん？うるせぇジジィ！」

男が学園長に刀を向ける、学園長はピクリとも動じない

❓「…刃物を向けていいのは盗賊の類のみですよ？」

❓「親御さんや先生に教わらなかったのですか？」

男がプルプルと震える、そりゃあんだけボロクソ言われたらそうなるのも必然だろうけど

「う…」

男が魔力を纏う、身体強化だ

「うるせぇぇぇ！じじぃぃぃ！！！」

男が刀を降りおろー

すことは無かった

彼の渾身とも言える一撃は、学園長が指二本(・・・)で止めた

「な…」

男が動揺した瞬間に、学園長は左足に足をかけ、両腕を後ろに回し、そのまま地面へ叩きつけた

「カハッ…！」

❓「ここは神聖なる学舎です、地で汚すことは許しません」

ﾜｧｧｧｧｧｧｧ!!!

生徒から歓声が沸き上がる

「学園長すげぇ！」

「今の動き何！？全然見えなかった！」

「俺らもあんなになれるのかな！？」

❓「ふぅ…あとは、生徒会と風紀委員にお任せします」

生徒会らによって、男は連れていかれた

❓「では、皆さん勉学に励むように！」

ﾜｧｧｧｧｧ!!

～前々回の最後に戻る～

🦖「学園長、率直に聞きます、貴方は何者ですか？」

❓「はて、何者かと聞かれると…ただの学園長だが」

じゃぱぱは一歩迫る

🦖「嘘ですね、身体強化された一級クラスの暗殺者の攻撃を身体強化無し(・・・・・・)、それも指二本で止めるなんて人間技じゃない」

❓「…」

さらに一歩迫る

🦖「もしかして貴方、いやお前はCoーーー」

そう言って学園長の机の目の前に来た瞬間

❓「ここでその名前を出すのは感心しないなぁ？」

🦖「！？」

じゃぱぱはいつの間にか首に刃を突き立てられていた

🦖「やっぱりあんたなんすね…」

❓「やっぱ"Numbers"のリーダー、頭はかなり回るね～」

🦖「この調子だと、"Numbers"がこの学園にいるとリークしたのもあんただな」

❓「それは違う、だから探してるんだ、学園長になってね♪」

🦖「…分かりました、一旦信じましょう」

❓「そうしてくれたら助かる」

🦖「…それと、この刃どけてください」

❓「おっとごめんごめん」

学園長が手を下げると、持ち手のない白銀の刃は何処かへ消えていった

❓「じゃあねじゃぱぱ君、君には期待しているのだよ、"Numbers"としても、生徒会長としても、ね♪」

じゃぱぱが静かに目を閉じ、開くと生徒会室、生徒会長の席に座っていた