虹桃魔法学園、入学 ページ15
ｷｰﾝ↑ｺｰﾝ↓ｶｰﾝ↑ｺｰﾝ↓ｷｰﾝ↓ｺｰﾝ↓ｶｰﾝ↑ｺｰﾝ↓
「いまから、合格者とそのクラスを張り出す！」
「ｻﾞﾜｻﾞﾜ…」
全ての紙が張り出され、入学希望者達は合格を祈り紙を見る
「俺受かったぁ！」
「俺落ちたぁぁ！」
ここは"虹桃魔法学園"数ある魔法学園の中でも最高難度の学園である
受験生100000人の内、受かれるのは多くて200人、入学するのは大半が貴族、そのレベルの学園だ
その学園の職員室は今ざわめいていた
「どうなってるんだ！このテスト結果は！」
眼鏡を着けたいかにも真面目そうな教師が叫んだ
そして机に出された6名分のテスト結果、全てが95点を越えるとんでもない点数のテストだ
「この学園のテストでここまでのテストを出す者なんておかしいです！この人達は退学させるべきです！」
そこに老人の先生が言葉を返す
「魔道具で監視していましたし、ズルなどはしてません、それに、これは去年にもあったことです！」
そう、去年にも同じことがあった、6名の受験生が95点以上をとって入学してきた、と言うことがあったのだ
眼鏡の教師が言う
「私は今年からここに来ました、ですが、優秀な私でさえこのテストは50点前後でした！」
❓「おやおや、何を話してるのかな？」
「うるさいで…す…よ…」
眼鏡の教師が振り返った先にいたのは白銀と言い表すのが最も"らしい"と言えるマントと正装を着けた60ほどの男だ
「が…学園長！？すみませんでした！」
❓「うむ、よいぞ…それで、なんの話をしているのかな？」
「え、えぇ、この受験生6名なのですが…」
❓「ん？あぁなんだ、退学は無しだ」
「な、なぜです！？どう考えても何らかの不正…」
❓「私は物体の記憶を読める、ここに不正は無い、」
「そ、そうですか…」
❓「では、彼らが入学するのに異論は無いな？」
教員一同は静かに頷く、学園長は学園長室に入っていった
❓「ふー…」
学園長が1人になった瞬間、学園長の姿が変わる
❓「よし！これで全員入学したね…うん、楽しみだ！」
❓「期待してるよ、"Numbers"のみんな♪」
ｺﾝｺﾝ
ドアがノックされ、学園長の姿が元に戻る
❓「入ってよい」
ドアが開き、生徒が入ってきた
❓「失礼します、学園長」
❓「どうしたのかな、生徒会長、いや確か…じゃぱぱ君と呼ばれていたかな？」
🦖「1生徒をあだ名呼びは無いんじゃないすか学園長…」
入ってきたのは、生徒会長の証を着けたパーカーを着た生徒だった
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