どれだけ優れた者でさえ、推しの前では皆同じ.part2【稲荷崎】

愛が54こ ページ14

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授業が終わり、お昼ご飯


早速侑くんに笑われています



侑「ひぃwめっちゃおもろい話聞いてもうたわ〜！」


「角名くんにはデリカシーがないの？」


角名「Aちゃんならいいって言ってくれるかなって」


「そうだよ言うよくそ…」


銀島「あんま女子がくそとか言うもんやないで？」


「銀くんうちにお母さんとしてこない？お金出すよ？」


銀島「こんな娘は流石に嫌やなぁ…」


「失礼すぎませんか」



これで会ってから1週間経ってないとか嘘だろ？

私舐められすぎ帰ったら髪の毛染めようかな



「でも本当に面倒事に巻き込まれる私の身にもなって欲しいものですね」


宮治「1日に2回もやしなぁ…俺もちょっとキツいわ」


「私治くんから離れた方がいいのかな…」


宮治「は？んなことしたら許さへんで？」


「本当に私達4日の仲ですか？」



こんなん熟年夫婦も顔負けだよ

私さっきからずっと疑い心持ってるよ？

確かに濃い1週間でしたけどね？？？？



宮治「Aちゃんおもろいからなぁ」


「治くんはもっと自分がカッコいいことを自覚した方がいいと思う」


宮治「わかっとるから大丈夫やで」


「これがイケメンの余裕…」


宮侑「はぁ！？そんなら俺も負けへんで！！？」


宮治「うっさいわツム黙ってめし食え！！！」


宮侑「あ"ぁ！！？」


銀島「飯の時間に喧嘩すんなよ…」


「でも侑くんもイケメンだよね」


そう言うとピタッと止まる2人



え、私なんか変なこと言った？



宮治「う、浮気か…？Aちゃん………」


宮侑「俺に乗り換える気になったか！！？」


「何言ってんだ私は治くん一筋やで」


角名「びっっくりした…急に変な事言わないでよ」


「え？」


銀島「そうやぞ見田村…」


「え、何？何なの？」


角名「まさか知らないわけ？自分のことなのに？」


「だから何なの…？わけわかんないんだけど…」


銀島「お前、治に一番最初に告白した女ってことで有名なんやで？」


「おう？それがどうした」


角名「そんな人が急に侑くんが好き〜みたいなこと言ったら周りがびっくりしちゃうでしょ？」


「いや知らんがな」


私はいつでも推し一筋だからな

でもイケメンはイケメンじゃん？認めるしかないよね



宮侑「なんやつまらんな、俺に乗り換えたんなら遊んでやるのに」


「安心しろ、そんな日は一生来ない」


宮侑「試してみんとわからんやろ！！？」


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