どれだけ優れた者でさえ、推しの前では皆同じ.part2【稲荷崎】

愛が42こ ページ2

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「本当失礼しちゃうわ！プンスコ」


角名「それ口で言うこと？」



クラスが違う侑くん銀くん2人組と別れて自分達の教室に入る


朝練めっちゃ早いのに教室着くのこんなに遅いとか泣きそう




宮治「怒ってるAちゃんも可愛ええで」


「……角名くん」


角名「何？」


「私を全力で殴ってください」




推しが私を可愛いって言ってる幻聴が聞こえるよ！！！！！！？！？！！！？


こんな破壊力ある可愛いないよ！！！？地球滅ぶて！！！！！！！！




角名「安心しなよ」


「おま、！！よく平然としてられるな！！？」


角名「治はAちゃんの反応を楽しんでるだけだから」




え？


多分めっちゃ変顔してると思うけど推しの方を見る


いやめっちゃ笑ってるやん天使かよ


待て落ち着け私


天使だからってやっていいことと悪いことがあるだろ




宮治「あれ、ばれとった？」


「…治くん」


宮治「…」




今まで見たことがない私の雰囲気にびっくりする推し


…ちょっと震えてる姿も可愛いね


変態じゃないですごめんなさい




「本当に可愛いな！！！？！？！？」


宮治「…へ？」


「お茶目かよ！！！！お茶目なんだな！！？大好物ですありがとう！！！！！！」


宮治「お、おん…」


「でも、でもな…」








「もう気軽にそんな可愛いことしてはいけません！！！！！！！！！その可愛さを求めて第三次世界大戦が起きちゃうから！！！！！！！！！！！」








宮治「おぉ…」



やっべ教室めっちゃ人いるのに叫んじゃったよ

てか廊下にも人おるやんけ

シャッター音聞こえたぞこら



「わ、わかった？」


宮治「よぉわからんかったけど、Aちゃんが俺のことむっちゃ好きなのはわかった」


「ならよし」


角名「いやよくないでしょ」


「角名くんはまずカメラを向けてくるのをやめようね」


角名「ごめん無理」


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