【ハイキュー】迷い込んだ悪女さん【悪女主】

「影山飛雄」 ページ7

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影山飛雄。




彼がバレー部だったのは知ってるし、あっちも私が北川第一に居たってことは絶対に知ってるはず。




まぁ烏野に居るってことは知らないかもだけど。




だって私は…





『私ね、私の一つ上で影山くんの二つ上の及川って言う人と岩泉って言う人と仲良かったんだ。


それに私、北川第一で生徒会長やってたの。だから影山くん覚えてるかなぁ…。』




縁下「そうなんだ。一応その及川って言う人と岩泉さんがいるところと練習試合はしたことある」




『えっ、そうなの！？勝てた！？』




縁下「うん。…ってまぁ、その時相手も万全な状態じゃなかったからだと思うけどね」




『そっかぁ…。んー、でも勝てたんだったら、本番の試合でも勝てるかもね！』





元気一杯に笑った





縁下「そうだね」





そう言って、彼も一緒になって笑った。







『影山くんやっぱりバレー部かぁ』





縁下「篠原さんって、影山と直接話したことあるの？」





『うん、あるよ。まぁ一回だけなんだけど。

私、階段から落ちそうになった時が合って、その時に丁度下の階にいて、私のことキャッチしてくれたんだ』





縁下「そっか。

じゃあ、俺聞いてみようか？影山に」




『えっ、いいの！？』




縁下「色々してくれたし、そのくらいお安いご用だよ」




『やった！北川第一の私が知ってる後輩って影山くんくらいしかいないから嬉しいなぁ。本当にありがとう！』





ニコッと笑うと彼が頬を赤く染めた。






あははっ、これは完全に…








警戒心解けたんじゃない？







ねぇ、望月先輩。





もうすぐ、貴女のお城に迷い込んだ“フリ“をした娘が、






貴女の王子様(カラス)を奪って






貴女を潰しますよ？






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