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続き ページ7

貴女「……なんてこと…」

鬼灯「お姉さんの顔、よく見て下さい」


見ると、姉はにやり、と笑っていた


貴女「お姉様…ひどいわ…私だけじゃなくあの子まで…」

鬼灯「お姉さんは、貴女に味方する人も標的にしていたようです」

貴女「そんな…」


その後、姉は、「毒で妹を亡くした哀れな令嬢」として

王子の同情を買い、ちゃっかり婚約者になった


貴女「お姉様…私がそんなに邪魔だったの…?」


はらはらと涙を流すA



鬼灯は、そんなAに手を添えた


鬼灯「Aさん、そんな貴女に提案です」

貴女「…え?」


鬼灯の「提案」に、Aは目を丸くした



後日…


Aのメイドが来た


メイド「お嬢様!」

貴女「な、なんであなたがここに…」


実は、あのあと、

聖女に毒を盛ったとして、父や継母によって

処刑されたそう


メイド「旦那様は奥様にベタ惚れで…奥様の言うことには反対なさらないのです」

鬼灯「ものの見事に尻に敷かれてますね」


そばで鬼灯が言う


メイドは、姉たちに仕返しするのと、

ずっとAに仕えたいとのことで

獄卒になった


姉たちが来るまでまだ期間はあるというので、

彼女は聖女としての力を使い

疲れたり、ケガをした獄卒を癒したり色々した


みんな、たいそう喜んだ



そして、ある日…


姉が来た


姉「A!?」

貴女「あらお姉様、ごきげんよう」


上品かつ冷ややかに、Aは言った


姉は、聖女である妹にした仕打ちや

実は自分が妹に毒を盛った犯人だとバレ、

城で断罪、処刑されたのだ


貴女「地獄行きですわね」

姉「あ、アンタ、姉に向かってその言い方は何よ!」


鬼灯「それは貴方のほうですよ」


鬼灯が、助け舟を出した


姉「何よ、私より偉いっていうの?」

鬼灯「その通りです。今や貴方の妹さんは、第二補佐官ですよ」

姉「だ、第二補佐官…!?」


姉は驚くと同時に怒った


姉「冗談じゃないわ!聖女ってだけでも嫌だったのに!あんたが私より優れた地位なんて許さない!!」


貴女「あらあら、見苦しい」


ギャーギャー騒ぐ姉に背を向けるA


姉は地獄行きになった


その後継母と父親も来てふたりとも地獄になった


家族と決着つけたA


メイドも喜んでくれた


その後Aは

鬼灯と恋仲になった



色々混ざってますがお気になさらず
前に書いたのとは違う感じ
ちなみに王子は無罪です

イメージ→「追放された聖女は、捨てられた森で訳アリ美青年を拾う」

小話 訳ありパートナー〜鬼灯〜(クロスオーバー)→←小話 地獄で聖女〜鬼灯〜



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設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年2月5日 7時

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