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小話 雪の像〜鬼灯〜 ページ48

貴女「鬼灯さん、ちょっと八寒行きたいんだけど」

鬼灯「いいですよ、明日なら吹雪も弱まりますから」



鬼灯に頼み、八寒に連れてきてもらったA


その手には何やら道具



雪がいっぱいのところで、Aは言った


貴女「よし、やるか!」


まずまわりの雪を集める


土台から始まり、足、腰…と何かができていく


どうやら人型の像のようだ


高くなると脚立も使い、頭や腕まで作る


細かいところはノミなどで調整


そして数時間後…


貴女「…できた!」



じゃーん、とできたのは


鬼灯の雪像


腕組みをしたりりしい立ち姿の鬼灯だった


貴女「八寒って雪だらけでしょ?雪に困らないなって」


鬼灯「…だから八寒に行きたいと…」


像を見上げ、ほぅ…と呟く鬼灯



八寒は極寒なので、像が溶ける心配もない



八寒の人「(…なんか見張られてる気がする…)」💧



また新しく恐怖の対象ができた責任者たちだった



ちなみにあの像は、


八寒の新しい名物になったそうな



北海道の雪まつりのイメージです
鬼灯さん作った人いるのかな?

小話 現れたアイツ〜鬼灯〜→←小話 写真集〜鬼灯〜



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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年2月5日 7時

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