小話 写真集〜鬼灯〜 ページ47
鬼灯「Aさん!これはどういうことですか!!」
鬼灯がそう言って怒鳴りこんできた
貴女「わ、どうしたの?」
鬼灯「どうもこうもないですよ!これは何なんですか!!」
ばん、と鬼灯が置いたのは、
Aの写真集
貴女「何って、写真集だけど?」
鬼灯「こんなの出していいなんて言ってませんよ!!」
貴女「あ、あれ?許可いるの?」
鬼灯「第一なんでこんなの出したんですか!」
貴女「奪衣婆さんが、困ったら写真集でも出してみな、って、で、自費出版で」
鬼灯「あの人の言ったこと何本気にしてるんですか!」
そう言ったのち、
鬼灯「(…チッ、Aさんに何言ってるんだあの人)」
とも思った鬼灯
鬼灯は息をつくと、
ピッポッパッ(高速)
鬼灯はその出版社に電話をかけた
鬼灯「もしもし、Aさんの写真集全部閻魔庁に送って下さい!」
社員『ぜ、全部……あー…それが予約入ってまして、取り消すことはできないので…』
予約…
それだけ欲しい人もいる、ってことか
さすがにそれらまでには手が出せない
鬼灯「…なら、今残ってるの下さい、予約ないやつ」
社員『は、はい!!』
新しい予約入る前に、と鬼灯は先手を打った
社員『お届けは…』
鬼灯「明日かあさってで、後ほど支払いますので請求書入れといて下さい」
社員『か、かしこまりました』
ピッ
鬼灯「これでよし」
貴女「ほとんど買い占めじゃんソレ!」
電話の会話を聞いたA
しっかりツッコんだ
鬼灯「写真集出した貴女のせいですよ」
しれっと言う鬼灯
後日、鬼灯のもとに送られてきた写真集
たくさんのAに、幸せそうな鬼灯
ぱらり…
水着姿やら、パジャマ姿やら
色んなAがいた
鬼灯「(こんなかわいい姿…他の誰にも見せたくない)」
予約入っていたのはアレだったが、
写真集は手に入ったのでよし
Aの写真集は、
しっかり鬼灯の部屋の本棚に収まったそう
アニメで奪衣婆が写真集出してたので…
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年2月5日 7時