小話 クッキーの過去〜鬼灯〜 ページ46
貴女「そうだったのかぁ…ぐすっ」
Aは涙ぐんでいた
不喜処の夜叉一から、クッキーのことを聞いていたのだ
お局様として名をはせたクッキー
今は夜叉一と結婚し、寿退社した
実はそのクッキーは、
生前、悪質なブリーダーのもとにいて、
子犬を産まされ続けていたのだ
貴女「私、ずっと、なんでここにトイプーがいるのか不思議だったんだけど…そういうことだったんだねぇ…」
ぐすぐすと泣くA
生前は不遇な扱いだったクッキーが、
今は夜叉一と結ばれ、子供もいる
その今が、クッキーにとっては幸せなのだと
貴女「あ!そうだ!鬼灯さん、いいの思いついた!」
涙を拭ったAが思いついたのは、
悪質ブリーダーだった亡者に首輪をつけ、
犬と同じ扱いをするという地獄
それを聞いた鬼灯、ふむ…と考えた
鬼灯「なるほど、いいかもしれません」
貴女「でしょー!」
鬼灯「ただ、首輪は普通のでは生ぬるいです。首輪は内側にトゲをつけて…」
貴女「うんうん…」
シロたち「(こ、怖…)」💧
震え上がるシロたち
良さそうなのはとりあえず試す鬼灯だった
原作5巻からです
いい旦那さん見つかって良かったねクッキーちゃん…!
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年2月5日 7時