検索窓
今日:45 hit、昨日:0 hit、合計:5,248 hit

小話 私が守る〜鬼灯〜(鬼灯ヤンデレ) ページ39

鬼灯side


私は閻魔大王第一補佐官、鬼灯


私には愛しくてたまらない人がいます


同じく閻魔庁で働くAさんです



あぁ…


頑張りすぎてないか心配です


でもそんな貴女が好き



しかし私は


とある人につきまとわれて困っています


最近入った、新卒のコビ子さん



この人、私にすごく媚びてきて


目に見えて媚びてきて


困ってるんです


私に媚びていいのは


Aさんだけだというのに


コビ子「ねぇ、鬼灯様ぁ♥」


あぁ、気持ち悪い


うっとうしいです


鬼灯「…何ですか」


コビ子「Aさんとぉ、どういう関係ですかぁ?」


どういう関係…か


鬼灯「私としては、ゆくゆくは恋人になりたいです」

コビ子「えぇ!あの人はやめた方がいいですよぉ?」


…貴方はAさんの何を知ってるんだ


コビ子「あの人ぉ、コビ子をぉいじめるんですぅ」


何をデタラメを


コビ子「こないだもぉ、“愛されるのは私だけでいい”とか言ってぇ、コビ子殴られたんですぅ」


本当にデタラメだ


付き合ってられない


まだあーだこーだ言ってるが聞き流そう



そう思った


…次の発言がなければ



コビ子「とにかくぅ、あの女はやめた方がいいですぅ、鬼灯様のためにぃ」



…は?


この人、今なんて言った?



Aさんのデタラメ言ったばかりか


「あの女」呼ばわり?



…許サナイ




気がつけば、私の前には


血まみれで倒れているコビ子さん



金棒にもコビ子さんの血




貴女「ほ、鬼灯さん!何やってるの!」



ああ、Aさん


鬼灯「これは貴女のためなんですよ」

貴女「こ…この人が何かしたの?」

鬼灯「貴女の悪口言ったので」

貴女「でもそれ以上やったら死んじゃうって!」


そう言ってコビ子さんを手当てしようとするAさん


こんな悪女でも心配するのですか?


貴女は本当に優しい



しかし、これは天罰なのです


貴女を悪く言う奴はこうなると


知らしめるためにも




コビ子さんを他の獄卒に任せ


私はAさんに寄り添う



運ばれるコビ子さん


心配そうに見つめるAさん


あんなの心配しなくていいんですよ



あんなのにまで気を配ってたら


貴女が疲れてしまうから

続き→←続き



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年2月5日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。