検索窓
今日:44 hit、昨日:0 hit、合計:5,247 hit

小話 小人な彼〜鬼灯〜 ページ33

貴女「鬼灯さーん」


ある日、Aは鬼灯を探していた


だが、見当たらない


身長の高い彼が、目立たないはずがない



どこかに視察?


現世に行ったのだろうか


すると、


コンコン


どこからか音が…


見ると…


貴女「ほ、鬼灯さん!?」


まぁーちっちゃい鬼灯がいた



ちっちゃいと気づかれにくいと考えた鬼灯が、

彼女が通りかかったのを見て

音で彼女にアピールしたのだ


貴女「(一寸法師の鬼灯さんバージョン…)」


困惑しつつも彼を手に乗せる


その時、



すぽんっ



鬼灯が服の中に入ってしまった



貴女「ちょ!鬼灯さん、あは、くすぐったいよ」


もぞもぞ


Aの服の中で動く鬼灯


貴女「ん…!」



時々際どいところをいじくる鬼灯


…たぶんどこがどうなのか分かってやってる


その時、


鬼灯「Aさん、体がムズムズしてきました、そろそろ戻りそうです」


と、服の中から声がした


貴女「え、このタイミングで?」


ぐぐぐっ


貴女「ちょ…!」


ビリッ!


鬼灯が服の中に入ったまま元に戻ったので、

彼の体格に耐えきれず


服が破れてしまった


幸い他に誰もいない


鬼灯「さて、服破れちゃいましたね?」

貴女「ど、どうすんのコレ」


鬼灯「このままというわけにはいかないので、私の部屋に行きましょう」


ヒョイ、とAを抱える鬼灯


もちろんタダでというわけはなく


しっかり彼女を愛でた




ソノ後で…


貴女「…鬼灯さん、なんで小さくなっちゃったわけ?」

鬼灯「アレはですね…」


彼が言うには、


桃源郷で薬を買ったあと、

試作品を渡されたという


半信半疑で飲んだら

小さくなり、

あの状況になったそうな






その後、桃源郷で…


しっかり白澤に仕返しする鬼灯


白澤「何だよぉ!Aちゃんとイチャイチャできたんだから結果オーライじゃんかぁ!」

鬼灯「確かにそうですね…ならお礼として半殺しで勘弁してあげますよ」

白澤「何でそうなるんだよ!」

鬼灯「私を実験台にした、その報復ですよ!!」


ギャーギャー



結局、半殺しにされた白澤


帰ってきた桃太郎がその彼を見て驚くまで

あと数分…



前に書いたのと逆バージョン
服の中からサレちゃうと…ねぇ?🤭

小話 結界の中〜鬼灯〜→←小話 猫又社〜鬼灯〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年2月5日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。