鬼灯の冷徹小話集☆その六 (ページ17)

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小話　鬼まろウイルス〜鬼灯〜（クロスオーバー）ページ17

久しぶりに妖魔界をおとずれた鬼灯

しかし、そこで異変が起きていた

妖魔界の王が変わっていた

蛇王カイラという、青い髪の妖怪が大王の座を奪い、

君臨していた

エンマ大王によると、人間界で鬼まろウイルスが

人間にとりつき、人間を凶暴化させているという

人間界に向かった鬼灯

ケータの娘ナツメが、アキノリと共に戦う

途中、トウマが苦しみ出し

鬼まろリーダーから彼を引き離し

無事に保護した

癒しの力を持つAが、

苦しむトウマに癒しのパワーを送る

その間に鬼太郎がナツメをトウマの世界に送り

彼の闇を取り払った

その時、どデカい何かがこちらに来た

鬼灯「何ですかアレは…」

エンマ大王「アレが、鬼王・羅仙だ」

アキノリ「鬼王・羅仙！？」

鬼王・羅仙は好き放題に暴れる

妖怪たちも応戦し、鬼灯も加勢する

羅仙はなかなか倒れない

このしぶとさは地獄向きかもしれない

鬼灯「…ぜひともウチでスカウトしたいですね」

アキノリ「ウチ？」

鬼灯「こっちの話です」

怪訝なアキノリに、しれっと答える鬼灯

ナツメのピンチに、青龍が現れ

その仲間たちも来た

妖怪たちや鬼灯の猛攻に、さすがの羅仙もへばる

そしてトウマが不動明王を憑依させ

エンマ大王がカイラと合体した闇エンマの助力もあり

羅仙を打ち倒した

しかし、最後の悪あがきで、トウマに破片がグサリ！

トウマは力を振り絞り、羅仙にトドメを刺した

いくらAの力でも、死に瀕した者は救えない

トウマがそっと目を閉じ、

ナツメたちが悲しみに暮れた

そこに、鬼まろが３匹やってきた

トウマの中に入る３匹

するとトウマが光り、目を覚ました

３匹のおかげで助かったのだ

今度は嬉し泣きするナツメたち

鬼灯「Aさん」

貴女「鬼灯さん、助けてくれてありがとう」

こっちはこっちでいい雰囲気

カイラ「…エンマ、あいつは誰なんだ？」

エンマ大王「ああ、あいつは鬼灯といってな、閻魔庁から来てくれてるんだ」

カイラ「閻魔庁…？」

首をかしげるカイラ

エンマ大王「ついでに言えば、Aに気があるらしい」

カイラ「な…！」

実はAを気にしていたカイラ

カイラ「(くっ…ライバルが増えた…！)」

ライバルがいるのも知らず

またAに会えるのを楽しみに

帰る鬼灯だった

前書いたやつの続きみたいな感じです
主人公あんまり戦ってない…
ヒーラーなので