小話 オッドアイ〜鬼灯〜 ページ8
彼女、Aは獄卒のひとり
ただ、特殊なサングラスをいつもかけていた
なぜかというと…
サングラスを外したその目は
オッドアイだったからだ
前はコレで大変だった
『うわ、気持ち悪い目!』
『化け物!』
『こっち見んな!』
オッドアイを気味悪がられ、色々言われた
だから、なるべく他の獄卒の前ではサングラスを外さなかった
ある日、うっかり獄卒の手が引っかかり取れた時は…
獄卒「…えっ!?」
Aの目を見た獄卒が、怪訝な顔をした
…地獄でも、やはりこの目は嫌われるのか…
だが、ある日…
茄子に目を見られた時…
茄子「Aさんの目、きれい!宝石みたい!」
茄子が、キラキラした顔で、Aの目をほめた
貴女「あ…ありがと…」
初めて言われたことで、おずおずと礼を言うA
しかし、やはりオッドアイに良くない印象を持つ者も…
女獄卒1「何あの目…」
女獄卒2「サングラスかけとけよ…」
地獄には色々いる
この目も受け入れられる
そんなのは…
夢のまた夢…だったのだろうか
貴女「鬼灯さんも…この目は嫌ですか…」
鬼灯「そんなことありません、オッドアイきれいですよ」
貴女「…!鬼灯さん…」
一子「Aさんの目、きれい」
二子「かわいい」
貴女「二人も…ありがとう」
鬼灯「ついでに、貴女を悪く言った人は尻を百叩きです」
貴女「あ…そこまでしなくても…」
Aはそう言ったが、
結局それは執行され
Aを悪く言った獄卒たちは
彼の金棒により
尻をひどく腫れさせた
その上
「私はAさんを侮辱しました」
と書かれたプレートを首から下げられ
そのまま歩かされた
その異様な様子で
変な方向で記憶された獄卒たち
鬼灯のお仕置きは
えげつない
その後
Aを悪く言う獄卒は
だいぶ減ったとか
令嬢マンガにもあった感じです
イメージは鬼滅の刃の伊黒さんみたいな感じ
オッドアイきれいなのにね
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月18日 7時