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小話 荷物整理〜鬼灯〜 ページ40

貴女「……」


Aは困っていた


荷物整理をしているのだが…


元カレの私物や写真が捨てられない



前付き合ってた獄卒


いい人だったんだけど…


うん、私が悪いよね


仕事、仕事でなかなか一緒にいられなかったから


そう思いつつ整理するA

そこに、鬼灯がやってきた


鬼灯「Aさん、部屋の整理ですか?」

貴女「あとコレ捨てるだけ…」

鬼灯「ここは私がやるので、貴女は書類を」

貴女「そうだった、デスクに置いとくね」



鬼灯さん、手伝ってくれるのか

なんか悪いなぁ


そう内心思いながら、Aは書類を置きに行った


貴女「……あれ?」


荷物整理を鬼灯に任せて戻ってきたら

なんか色々とない


全部、元カレのがなくなってる


元カレとの、思い出の写真とか

使ってたカップ…


貴女「鬼灯さん、アレとかコレは?」

鬼灯「ああ、あの男モノのコップとか写真なら捨てました」

貴女「えぇ!アレは取っとこうと…」

鬼灯「貴女の心を縛りつけるものなんて、いりませんよ」


しれっと、鬼灯は言った


鬼灯「元カレより、私でいっぱいにして差し上げます」


Aを抱き寄せ、鬼灯は言った


部屋には

鬼灯カラーのアレやコレ


独占欲強いのがうかがえる


だが、


彼なら


彼の色に包まれるのも悪くないなと

思うAだった





元カレの私物捨てるのとか
勇気いるかなって

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月18日 7時

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