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続き ページ38

鬼灯side


貴女「え、私死んでなんか…!」


はぁ…たまにいるんですよね、こういう亡者


自分が死んだことに気づいてない人


軽く閻魔大王を紹介したのち、


彼女を見る


逃げる気配はない…が

彼女、Aさんは頭を抱えていた


貴女「死んだ…なら何で?あ、食中毒?」


確かに食事はしていました


ですが…


途中で寝てしまったようですね


…あの食事の場面、何か気になります


貴女「そうだ、彼は?…当たってないのか、良かったぁ」


確かに彼氏さんは元気ですね


…不自然なほどに


鬼灯「現世も見れますよ」

貴女「見れるの?じゃあ見たい」


Aさんにせがまれ

現世を見せると、


車にブランド品と


妙に羽振りのいい彼氏さんの姿



……




絶対何かがおかしい


だってあの人、あんな余裕は…


鬼灯「では、貴女のことは詳しく調べるので、別室でお待ち下さい」

貴女「うん、分かった、ありがとう、黒い鬼さん」


黒い……鬼さん?


今までもたまにそう呼ばれてはいましたが

この人に呼ばれると…


なんだか落ち着きません



それはそうと


Aさんの死因など


詳しく調べてみましょうか



ピッピッ



………………



大王「……鬼灯くん、これって…」


…なんてことだ


この人…とんでもないな



Aさんに、ひどく残酷な知らせをしなくてはならない



まさか、彼氏さんが、あんな…

続き→←小話 奪われたアレコレ〜鬼灯〜



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設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月18日 7時

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