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小話 彼の朝〜鬼灯〜(❈) ページ30

貴女「鬼灯さーん」


Aは、鬼灯の部屋に来た


閻魔大王に言われ、彼を起こしに来たのだ


爆睡型でなかなか起きない上に

人に起こされるのを嫌うという彼を

起こしに行けというこのムチャブリ


しかしかといって

ほっといたらいつ起きるか分からない


貴女「キック食らうかな…怒られるかな…でもやらなきゃ」


Aは意を決し、鬼灯を起こそうと手を伸ばした


すると…


ガシッ


気配を察してか、鬼灯がAの手をつかんだ


貴女「!?」

鬼灯「寝ている男に不用意に触れてはいけませんよ」


寝ていたはずの鬼灯が、声をあげた


鬼灯「そもそも貴女、男の部屋に入る意味分かってるんですか?」

貴女「えっと…大王から許可はもらって…」

鬼灯「そうじゃなくて……」


鬼灯はAをベッドに引き込んだ


貴女「ほ、鬼灯さん?」

鬼灯「こうなる、ってことですよ」

♥♥♥♥♥

鬼灯が、Aの首にキスをした

そのまま、するすると彼女の服に手を入れる


貴女「ほ、鬼灯さ……」


Aが何か言うが、鬼灯はそうはさせまいと

彼女をひんむき甘々にする


抵抗させないように


ちゅっちゅっ


いたるところにキスをする


貴女「あ……あっ」

鬼灯「………っ」


Aの甘い声に、つい熱くなる鬼灯


ある程度慣らしたのちに


彼女の足を抱え


ズブ…


貴女「ああぁっ…!」


一気に貫いた



そして…


ズンズン


激しくAを突っつく鬼灯


彼が動くたびに上がる甘い声


貴女「やだっ……っ、……あーー!」


そして、Aはイッた


鬼灯「Aさん…」


鬼灯は、甘くキスをした…

♥♥♥♥♥

貴女「鬼灯さん、なんであんなこと…」

鬼灯「好きな人が部屋に来たら、ああなるじゃないですか」

貴女「すき、な…っ」


服を直しながら言う鬼灯


彼の言葉に赤くなるA


鬼灯「ごちそうさまです」

貴女「感覚が…////」


赤くなって呟くA


色んな意味での彼の「朝ごはん」になった彼女


鬼灯「Aさん、今後は貴女が起こしに来て下さい」


その後、鬼灯を起こすのは彼女の役目になり

そのたびに彼女をいただいてから

仕事に行くのが

鬼灯の日課(楽しみ)になったとか



鬼灯さんを起こしに行く話です
アニメでシロちゃんたちが起こしに行ったアレです
夢主ちゃんだとお色気マシマシになるかなと

小話 特別なもの〜鬼灯〜→←続き



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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月18日 7時

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