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小話 売れっ子〜ピーチ・マキ〜(百合) ページ14

マキside

ワーーーッ

貴女「ありがとーっ!」


Aちゃんは売れっ子アイドル


あの子がステージに立つと、

私たち、まきみきとほぼ同じレベルで満席になる


あの鬼灯様も

Aちゃんのファンクラブに入ってるって噂


ほんと、Aちゃんはかわいい


天然なところとか

飾らないところとか

優しいところとか…


オフのときとかもう…


ファンが増えるの分かる


Aちゃんがバラエティー出ると

その番組視聴率バク上がりだし



ぶっちゃけ…

私も入りたいっ!!

Aちゃんのファンクラブ!!


鬼灯様いいなぁ!


いつの間にか私も推してた



ある日、Aちゃんの楽屋に荷物持っていった


あぁ…緊張するぅぅ


コンコン


貴女「はーい、どうぞー」


中からAちゃんのかわいい声


貴女「あ、マキちゃん」


ドアを開けて入ると、Aちゃんがそこにいた

……やっぱかわいい…


貴女「あのね…」


ん?スマホ?


貴女「さっきこんなの見つけちゃって…」


見せてくれたその画像は…


いやーー!!


こ、これ…


私がアレコレされて○✕△□なやつぅぅ!!


やだ、そんなの見ないで…

嫌われたくない…


貴女「大丈夫、引きはしないよ。こんなの描かれちゃうくらい、マキちゃんは人気ってことだね」


笑って言うAちゃん


マキ「あのっ…それ内緒にっ…!」

貴女「うん、もちろん。マキちゃんのコケンのためにもね」


て…天使!

いや…神!!


貴女「ただ私じゃなくても知ってる人は知ってるかもだけど…」苦笑

マキ「恥ず!!」

貴女「あ、それより、これもし良かったら…」


余ってたんだ、というAちゃんがくれたのは…

ファンクラブのメンバーズカード!

もう手に入らないと思ってた!


マキ「わぁぁ!いいのぉぉ!?」

貴女「いいのいいの、ファンいなかったらただの紙切れだし、しおりにでもして」


しかも手渡し!

しおりなんてとんでもない!

宝物にします!


マキ「あの…できればミキちゃんのも…道連れにします!」

貴女「いいけど…道連れはやめたげて…」渡し


マネ「Aちゃーん、そろそろ…」

貴女「はーい。じゃね、差し入れありがと」


そう言って

ステージに向かうAちゃん


できれば…

私だけのアイドルでいてほしいな…

…なんて



百合というより
アイドル仲間みたいになっちゃった…
ちなみに画像については
知ってる人は知ってるかと…
タイトルはマキちゃんのために伏せます

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月18日 7時

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