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小話 塩対応のワケ〜鬼灯〜 ページ41

貴女「鬼灯さん、これ書類」

鬼灯「はい」


鬼灯に書類を渡し、さっさと戻るA


茄子「Aさん、なんであんなにドライなんだろ?」

唐瓜「俺たちと仕事、嫌なのかな?」

鬼灯「……」


そこに、桃太郎ブラザーズがやってきた


柿助「あ、あの…」

ルリオ「そのAさんのことなんですが…」

シロ「あのね、Aさんが塩対応なのはね…」


シロは、不喜処でのAの話をみんなに聞かせた

彼女は、前は人当たりが良かった

しかし…

ある時を境に、変わってしまった

彼女は、「自分は愛されない」と言っていたそうだ


茄子「え、そんな…」

唐瓜「そういや、Aさんがああなったのいつだっけ?」

鬼灯「先日、女性の獄卒が来てからですね」

茄子「浄玻璃の鏡見てみよう!」

鬼灯「何か分かるかもしれません、見てみましょう」


ピッ


浄玻璃の鏡をつけ、Aのことを見る


すると…


彼女がとある女獄卒と一緒にいるのが見えた

それは、件の女獄卒だった

彼女に何か言っている


女獄卒「いい?アンタは誰にも愛されない」

貴女「…私は誰にも愛されない」

女獄卒「鬼灯様にも…だぁれにも?」

貴女「…愛され、ない」

女獄卒「それで、アンタがすることは?」

貴女「…塩対応」

女獄卒「はいよくできました♪」


女獄卒はそう言ってAの頭を撫でる


女獄卒「“親友”の言うことは正しいのよ♪」

貴女「…うん、分かった」



衝撃の真実を見た彼ら

どうやらAは定期的に洗脳されていたようだ


唐瓜「Aさん、洗脳されてたのか!?」

鬼灯「…すぐに二人を呼びなさい!」


少しして、二人が連れてこられた


女獄卒「鬼灯様、何かご用でしょうかぁ」

貴女「…用なら、お早めに」


Aは虚ろな目をしている


茄子「Aさん…」


茄子が悲しげに呼ぶ


鬼灯「貴方、Aさんを洗脳してましたね?愛されないと」

女獄卒「一体なんの…」

唐瓜「とぼけんなよ!浄玻璃の鏡で全部見たぞ!」

鬼灯「すべて白状なさい」

女獄卒「っ……そうよ!洗脳したわよ!」

茄子「そんな、何のために!」

女獄卒「コイツがみんなに愛されるから!」


この女獄卒は、自分が愛されるために、“親友”としてAに近づき洗脳したのだ

「自分は愛されない」と

そもそもAは愛されている自覚などなかった

だがそこに輪をかけ、さらにそう思ってしまったのだ


女獄卒は烏天狗警察に連行された


しかし、問題は…

虚ろな目をしたA

続き→←小話 半分はこちらに〜鬼灯〜



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(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年11月13日 10時

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