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続き ページ38

そしてある日…

Aは柱たちに呼び出された

愛柱が、彼女が鬼と会っているとリークしたのだ



しのぶ「貴女、鬼に頼っているそうですね!」

宇髄「鬼に鬼殺隊の情報売ってるって噂だぜ?」


きっと愛莉がまた何か言ったのだろう

しかしそれが本当か確かめず流される柱たちもどうかと思う

やはり誰も聞く気はないようだ


和解は絶望的


??「そこまでです」


ザッ


そこに、鬼灯が現れた

今度は帽子をかぶっていない

浄玻璃の鏡で様子を見て来たようだ


愛莉「あ!Aちゃんと会ってた鬼!」

不死川「アイツがそうかァ」

時透「日の光…平気なんだ」

宇髄「アンタ、コイツとなんの話してたんだよ?」

鬼灯「私のもとで働きませんか、という話です」


鬼灯は、Aから聞いたことをすべて話した

本来は地獄の者が現世の者を勧誘することはないが

鬼灯は彼女を心配し勧誘したのだ


ふと、愛莉が言った


愛莉「ねぇ、Aちゃんを許してあげようよぉ、その鬼さんもぉ」

しのぶ「鬼まで許すなんて…愛莉さんは優しい人ですね」

愛莉「その鬼さんはぁ、しもべにしたらいいと思うのぉ」


面食いの愛莉がそう言う


きっといい男は鬼でもそばに置きたいのだ


鬼灯さんが柱のしもべになる?

…冗談じゃない


鬼灯「お断りします」

愛莉「なっ…!」

貴女「安心してよ、もう貴方たちの前には現れないから」


鬼灯はおもむろに、紫色の卵を取り出した


鬼灯「脳吸い鳥の卵です、地獄の特産品です」


本来は独特な匂いらしいが

桜の優しい匂い

鬼灯が、食べやすいよう工夫してくれたようだ


これを食べれば、もう戻れない

だが、それでもいい


パクッ


彼女はためらいなくそれを食べた

一瞬、柱たちがギョッとした気がした


だがもう遅い

これで彼女は地獄(こちら)の人間だ

柱たちと和解できないようであれば自分のもとで働く

これが、彼の「提案」だったのだ


貴女「さようなら、元仲間さんたち」


かつての仲間に別れを告げ、Aは鬼灯と共に地獄に向かう

彼女は第二補佐官になり、リア充となった

そしてようやく、安住の地を手に入れ

宣言通り、彼女はもう二度と柱たちに会うことはなかった


ちなみに彼女のことを後悔する柱がいたとかいないとか


こちらは「元鬼殺隊、獄卒になります☆」の夢主ちゃんです
侵食バージョンです
もしこうだったら…と思い書きました
作者は柱大好きです!特に冨岡さん!あと柱以外なら錆兎!

小話 怪物の正体は…〜白澤〜→←小話 侵略〜鬼灯〜(クロスオーバー)



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設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
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(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年11月13日 10時

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