検索窓
今日:10 hit、昨日:61 hit、合計:12,074 hit

小話 侵略〜鬼灯〜(クロスオーバー) ページ37

Aは、鬼殺隊の隊士

階級は、甲

柱一歩手前のところだ

そんな彼女は、今大変な目に遭っている

それは…


しのぶ「あら、裏切り者さんじゃないですか」

冨岡「……」

不死川「はっ、相変わらずしゃあしゃあとしてんな!」

時透「誰だっけ?」

煉獄「よもや!仲間いじめはよくない!」

宇髄「派手に追放だな!」

甘露寺「Aちゃん…」

伊黒「いっそ処刑だ、そもそも…」ネチネチ

悲鳴嶋「ここまで嫌われて…南無阿弥陀仏…」


…とまあ色々言われていた

愛莉という、愛柱をいじめた疑惑があったのだ


愛莉「やだぁ…Aちゃん、怖ぁい…」

しのぶ「大丈夫ですよ、あんな悪い人もうすぐ追放ですから」

愛莉「それはいつぅ?」

宇髄「明日かあさってにはなるだろ!」

不死川「泣いて詫びるなら今だぜェ?」


誰も味方はおらず、誰も聞いてくれなかった

傷心を抱えたまま、任務にあたっていた

愛莉はAと二人になると、斬るわ蹴るわ盾にするわ

ひどいときは夜中に叩き起こして自分の任務をさせた


Aは睡眠不足だった


そのせいでクマがあると、そんな顔でこっちを見るなと

愛莉が怖がるだろと

殴られたりした

その愛莉が、見えないところでニヤ…と笑っているのにも気づかずに


Aはもうボロボロ寸前だった

自分の味方は、本当に誰もいないのか…?


そんなある日…


??「どうしました?」


低い声…だが心配するような声が聞こえた

顔を上げると、帽子をかぶった男性がいた

鬼だと気配で分かった

だが、敵意はなかった


彼の名は、鬼灯といった


帽子をかぶっているのは、角と耳を隠すためだそうだ

甘味処で食事をすることになった二人

身の上話をすると、頬を優しく撫でられた


鬼灯「それは大変でしたね…」


そのぬくもりに、目を細めるA

鬼でもいいから、こんなのが欲しかった


鬼灯「Aさん、提案があります」


他の人もいるので、彼は小声で言った

その「提案」は、彼女を驚かせ、同時に、希望にも思えた

鬼殺隊としては、鬼の誘いに乗るなどあってはならない


だが、彼女には他になかった


選ぶ余地がないほど、彼女は追いやられていたのだ


貴女「…分かった」


鬼灯の「提案」を呑んだA



Aは時々、鬼灯と会った

彼と会っている時が、彼女の安らぎだった


それを、愛柱が見ていたとも知らず…


愛莉「(鬼とはいえあんないい男と…許さない)」ギリッ

続き→←続き



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 反応集 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年11月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。