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続き ページ34

一方で…

ある日のこと…


貴女「今日のお昼、何にしようかな〜、シーラカンス丼おいしそうだったなぁ」


のんきにそう言いながら、掃き掃除をしていたとき…


いきなり誰かに気絶させられた


鬼灯「Aさん、掃き掃除はもう…Aさん?」


そこに来た鬼灯

その場に彼女の姿はなく、

ホウキが寂しく落ちているだけだった


何事かを察した鬼灯、すぐに行動に出た


一方…


Aは何やら暗い場所で目を覚ました


貴女「……?」

??「あら、お目覚めかしら」


いつか聞いた声

ふと見ると、ふたつの姿

元カレと今カノだ


貴女「…どういうこと?」

今カノ「貴女に彼を返すわ」

元カレ「俺と結婚しよう!」


…何を言ってるんだこいつら


元カレ「父上が国にかけあって、婚約をやり直すことになったんだ、君は俺の妻になる!」

今カノ「そして鬼灯様を私にちょうだい?」

貴女「…やだ」


バシッ!


…ほっぺ叩かれた、痛い


今カノ「アンタが鬼灯様と釣り合うわけないでしょ!」


自分よりハイスペ彼氏ができそうなのが許せない今カノ


元カレ「おいおい〜、落ち着けよ、な?」


…なんだこの茶番は

それより早く鬼灯さんに会いたい


鬼灯さん…


ドカァァン!!


鬼灯「Aさん!」


思いが届いたのか

ヒーローよろしく、鬼灯登場


貴女「鬼灯さん!」

今カノ「あ、鬼灯様ぁ♥」


彼の登場にAは笑顔に涙を浮かべ

今カノは媚びた


鬼灯はスッ…と目を細めた


鬼灯「貴方たち、私の愛しいAさんをいじめましたね」


ギロッ、と彼は鋭く二人を睨む

今カノ「え、えっと…」

元カレ「い、いくら鬼灯様でも貴族には…」

鬼灯「あ、貴方もう貴族ではありませんよ」

元カレ「なっ、なぜ!?」

鬼灯「貴方の家の取り潰し決まったので」


ついでに密偵も捕まえました、という彼


元カレ「なぁぁぁ!?」


鬼灯の言葉に頭を抱える元カレ

少しして烏天狗警察も来て、二人は御用


その後、鬼灯は公開処刑として…


元カレの家を徹底的にぶち壊し廃墟にし

録音していたこの二人の先ほどのセリフを全国放送にした

…クラシックの曲つきで


元カレ「ぎゃーーーっ!!」

鬼灯「Aさんにかかせた恥、私の怒り、その他諸々思い知れ」


Aは鬼灯と正式に婚約した

その後、結婚した

捨てられた令嬢は、一転幸せを手に入れたのだった



こういうたぐいのマンガもあったなと
イメージ→「妹に婚約者を取られたら、獣の王子に求婚されました」

小話 捨てられ、のち甘々〜加々知〜(❈)→←続き



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(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年11月13日 10時

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