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女獄卒はそう言うと、いきなり叫んだ
女獄卒「きゃーっ、やめてー!」
すると、獄卒たちが集まってきた
獄卒1「どうしたんだ?」
女獄卒「Aさんがぁ…私を邪魔だって言うのぉ」
女獄卒は、Aのあることないことを言った
もちろん身に覚えのないことばかりだ
だが…
獄卒1「えぇ、マジかよ…幻滅〜」
獄卒2「俺、ファンだったのに、やめるわ」
獄卒3「スターも落ちたもんだな…」
獄卒たちは信じてしまった
生前と同じことが起きている
Aは泣きそうだった
そのとき、声が聞こえた
鬼灯「話は聞かせてもらいました」
貴女「ほ、鬼灯さん、私は…何も…」
鬼灯「まぁ落ち着きなさい」
鬼灯は話し始めた
鬼灯「貴方、Aさんがいじめたと言いますが、その証拠はあるんですか」
女獄卒「しょ、証拠…」
鬼灯「嫉妬に駆られて、突発的に言い出したんじゃないですか?」
女獄卒「わ、私は確かに…!」
鬼灯「貴方が”違反“をしたのは分かってるんですよ」
貴女「…鬼灯さん…何の話…?」
鬼灯「ハァ…Aさん、貴女は本来、あの時死ぬはずではなかったんです」
寿命ももっとあったんですよ、と彼は言う
貴女「え…どういう…私は事故で…」
鬼灯「あの事故は仕組まれたものだったんです」
貴女「!?」
そう、実は…
Aを妬む者が禁断の黒魔術を使い、
「地獄の死神」を呼び出し、契約した
それが、この女獄卒で、その者の「手助け」をした
それが「違反」だった
鬼灯「まぁ、浄玻璃の鏡を見ればすべて分かりますがね」
女獄卒「うぅ…」
女獄卒は捕まった
その後、女獄卒は自白した
Aをよく思っていなかったこと
あの人間と利害が一致し、手を貸したこと
Aが地獄に来た時、ざまぁ、と思ったこと
しかしAが獄卒になり働き出し、
みんなに人気だったのが気に食わなかったこと
今度は悪評を立て、地に落とそうとしたこと
女獄卒は左遷となった
獄卒たち「あの…ごめんなさい!!」
獄卒たちが謝ってきた
鬼灯からすべて聞いたようだ
ファンはやっぱり続けるらしい
貴女「それじゃあみんな、私のファンでいてくれるかな?」
獄卒たち「いいともー!」
その後、Aと鬼灯の熱愛報道がされ、
またざわついたのは別の話…
スターな貴女
ゴシップ、嫉妬怖いねホント
ちなみに黒魔術使ったその人も地獄来ました
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善(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年11月13日 10時