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小話 髪型〜鬼灯〜 ページ20

貴女「ふわぁ…おはよう」


ある朝、あくびをしながらAは挨拶した


鬼灯「あぁ、おは……」


鬼灯は挨拶を返そうとして固まった

なぜかみんなこちらを凝視している


貴女「ん…?どうかした?」

鬼灯「……チッ、Aさん、髪型整えなさい!」

貴女「……?」


鬼灯はクシを出し、Aの髪を整え始めた


貴女「え、ちょっと何!?」

茄子「Aさんの今の髪型、白澤さんみたいだったよ」

貴女「え、白澤さん?」


どうやら先ほどの寝癖が白澤の髪型のようになっていて、

それが鬼灯は気に食わなかったようだ


貴女「えぇ、それだけで?」

鬼灯「私には大問題です!」


髪型がそっくり…

まるでペアルック…アイツとペアなんて許さない

前髪を右分けにして流す


鬼灯「よし、できました」


そこには、かわいらしいAがいた


貴女「ありがとう、鬼灯さん」

茄子「そういや、髪型は分け目だけでも印象変わるよなぁ」

唐瓜「右分けだとかわいくて、左分けだと知的に見えるってやつか?」

貴女「鬼灯さんが加々知さんモードのときは分け目なかったもんね」


加々知のときのことを浄玻璃の鏡で見たA


貴女「あれもあれで良かったけどね」

茄子「あ、分け目といえばこんなのも聞いたよ」

貴女「?」

茄子「真ん中分けの人はエ□いんだって」


ピシッ

空気が固まった

鬼灯がAをじっと見る


貴女「ま、まさか、ただの噂でしょ!」

茄子「そうかなぁ…」

貴女「そうそう!さ、仕事仕事!」


それをかわすようにAは声を上げた

仕事に入るみんな

二人のとき、鬼灯は聞いた


鬼灯「…どう思いますか、あの噂」

貴女「さっきの?ただの噂っしょ」


そう言って鬼灯に背を向け、作業するA

その彼女を、鬼灯は後ろから抱きしめた


鬼灯「……」

貴女「…鬼灯さんどうしたの?さ、仕事…」


すると、鬼灯が耳をなめてきた

ねっとりと…


貴女「ちょ!鬼灯さん何して…!」

鬼灯「その噂…試してみます?」


するり、と手が服に入り込む

むにむに…

甘い感覚がAを襲う


鬼灯「もう我慢できません」


鬼灯がAを部屋に連れて行く

彼が狼になる5秒前…



加々知さんのとき、銀魂の土方さんみたいに見えるの私だけだろうか…

小話 貴女を思って〜鬼灯〜(❈)→←続き



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(プロフ) - 偽装カレの続きがあったらいいな (12月9日 6時) (レス) @page46 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんいいですよね。私の最推しは伊黒さんです。 (12月2日 3時) (レス) @page38 id: e739b2c63b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2023年11月13日 10時

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