鬼灯の冷徹 小話集☆その参

小話　のぞき魔〜鬼灯〜（❈） ページ2

女獄卒1「怖いわぁ…」

女獄卒2「ホントやーねぇ…」


ある日、Aは女獄卒たちが話しているのを聞いた


貴女「…どうしたの?」

女獄卒1「あ、Aちゃん!Aちゃんは大丈夫?」

貴女「何が?」

女獄卒2「のぞき魔よ!最近出るのよ!」

女獄卒1「しかも決まってお風呂の時なのよ!」

貴女「あー、私は今は大丈夫だけど…」

女獄卒1「そう?でも気をつけてね」

貴女「うん」


その夜…

Aが風呂に入っている時…


…じぃーー


貴女「…?」


誰かに見られている気が…?

座敷童子か?

しかしあの二人はお風呂までは来ない

独自に入っているようだ

しかしこの粘りつくような感じ…

確かに気分が悪い

するとそこに鬼灯が入ってきた

今日は見張りを頼んだはずだが…


なぜ乱入???

♥♥♥♥♥♥

貴女「ちょ、鬼灯さ…」

鬼灯「ここは盛大にいちゃついて、見せつけましょう」


のぞかれていることに気づいた様子の彼


貴女「あっ…」


鬼灯の手が、体をなぞる

そのことに反応するA

目的を忘れ、だんだん熱くなる鬼灯

♥♥♥♥♥♥

固まるのぞき魔

最後まで見ていた


そのあと、外がにわかに騒がしくなった

誰かが走り去る音

のぞき魔が逃げたようだ



後日、のぞき魔は捕まった

ちょうどAの風呂をのぞいていたとき、

鬼灯が来てアレが始まったのについ見入って

それを目撃されたらしい

これも鬼灯の作戦?


鬼灯「いや…Aさんが風呂入ってると思ったら何か…」


……ただ単に狼化しただけだった


鬼灯「Aさんのこの場面見ていいのは、私だけですから」


のぞき魔の持ち物からカメラも見つかり、

複数の女性がターゲットにされていたのが分かった


ただ恥ずかしかったのは、確認のためにと内容を見たら

Aと鬼灯のアノ場面もあり

烏天狗警察がざわついたことだった


義経「わわっ、これ…!///」

弁慶「若!見てはいけません!…すげーなコレ」


義経の目を覆い、自分はマジマジみる弁慶


貴女「(…帰りたい…////)」

鬼灯「あ、それコピーしてもらえませんか」


そういうの欲しかった、という鬼灯

特別にと、その場面だけ切り取ったものをもらう鬼灯

それは鬼灯の宝物になった


今回はこんな感じ
双子ちゃんのお風呂についてはイメージで
風呂場で…のシチュエーションはヤバい❤️

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